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噂:サムスン、「Androidメガネ」開発か?

 サムスン電子が、「ホログラム」技術を利用したARデバイスを開発中で、リリース日を調整中であると、韓国のETNewsが伝えました。

 情報によると、サムスン電子はアメリカのAR・XR関連テクノロジー企業であるDigiLensと技術面で共同開発。物体が実際に存在しているかのように見せることができる「ホログラム」技術を利用したARデバイスであり、OSにAndroidを採用しているとのこと。また、アプリケーションプロセッサー(AP)には、同社のExynosを採用。

 試作品はすでに開発が完了しており、すでに発売日を決定している模様。この情報が本当であれば、再三にわたって発売日を延期しているとの情報があるAppleのAR・VRデバイスに先手を取る形となります。

 サムスン電子のExynosプロセッサーに関しては、他社へのチップ供給が限定的である上、同社のGalaxyシリーズでも、性能面からユーザーにQualcommのSnapdragon SoC搭載モデルが好まれるという傾向があります。競合他社に対しても、最近ではQualcommのみならずMediaTekも高性能なSoCを次々と投入している点を踏まえると、依然として厳しい状況。同社のARデバイスが成功することは、同時にExynosチップのシェア拡大につながるため、開発を急いでいるものと見られます。

 Appleが「今後スマートフォンにとって代わるものになる」と大きな期待を寄せるAR・VRデバイス市場。現在は、Metaが、デバイスの価格的にもソフトウェア面においても一歩先を進んでいます。この市場においても、Apple対サムスン電子の構図を見ることはできるのでしょうか。今後の動向に注目したいところです。

情報元ETNews
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