Lenovo初のゲーミングタブレット「Legion Y700」ですが、Gizmochinaが動画でレビューしています。
サイズは、多くのタブレットより小ぶりな8.8型ディスプレイ。解像度は1600×2560ピクセル、120HzとHDR10対応、Dolby Vision搭載と小ぶりながらパワフルな仕様です。
小型ゆえに画面の色合いはスマホと近く、ブラウジング用途では優秀なカラー再現と評価していますが、1000:1コントラストまでしかサポートしていないため動画視聴にベストな一台ではないとのことです。動画視聴用にはOLEDディスプレイ搭載でより優秀なコントラスト性能を持つ「Xiaoxin Pad 2021」をおすすめしています。
Y700の特に良いポイントとして挙げられているのがサイズです。タブレットにしては小さめのサイズはスマートフォンを少し感じさせる大きさ。片手でもしっかり持つことができ、持ち運びにも大きなカバンが必要なく便利です。重量はたったの375gで、長時間持っていても手が疲れにくい軽量デザイン。あくまでゲーミングタブレットとしてデザインされているため、取り回しとポータビリティに配慮がされているのが分かりますね。
スピーカーはJBL製デュアルステレオスピーカーで、「Dolby Atomos Audio」との組み合わせで素晴らしい音質と臨場感を出してくれると高評価しています。ゲームタイトルによっては足音などがとても大事になってきますが、シューターゲームをテストプレイしてみたところイヤホン無しでも問題ないくらい音質は良かったそうです。
ソフトウェアは同社のゲーミングスマホシリーズと同じものを使用。「Legion Realm」アプリでゲーミング関係の設定をしたり、ゲーム中に画面上部から引っ張って起動できるパフォーマンスチェック用インターフェースなどが搭載されているのが紹介されています。
また他のLenovo製タブレットに搭載されているスプリットスクリーン機能やフローティングウィンドウ、PCモードなどもきちんと搭載されています。
ハードウェア面ではスマホ版にあったファンなどはありませんが、リニア振動モーターは搭載されておりゲーム中やタイプ中により臨場感のある体験を可能にしています。しかしタイピングに関しては対応アプリはまだ少なく、あくまでおまけ程度の機能という印象です。イヤホンジャックと最大1TBのSDカードスロット、45W高速充電対応USB-Cポートも搭載されているそうです。
ではY700のゲーミング性能はどうでしょう。SoCは「Snapdragon 870」を搭載し、最高12GBの実行メモリと256GBの内蔵ストレージを搭載。ベンチマークテストでは同SoC搭載の他の機種とも遜色ないパフォーマンスを発揮。Wild Life Extremeで高負荷テストをしてみても本体の熱を抑えつつ大変安定しています。
テストに使用したタイトルはPUBG Mobileと原神。どちらも高負荷のゲームですが、本体温度は40℃強、FPSはほぼ60をキープしており大変スムーズ。「2、3時間のテストプレイの結果、Y700は最高のゲーミングタブレットだという結論にたどり着きました。より大きな画面と持ちやすさのバランスが絶妙です」とゲーミングタブレットとしての性能は高評価です。
バッテリー容量は6550mAhでPD3.0とQC4.0に対応。付属のチャージャーは50Wの高速充電対応でUSB-AとC両タイプ一つづつポートが付いています。フル充電は57分で完了。「タブレットとしてはとても高速」と評価しています。
総評として「Y700はスマホより大きな画面と安定したパフォーマンスを誇る現状最高のゲーミングタブレット。冷却機能は高くサイズ感は完璧」と現状入手可能なゲーミングタブレットとしてはトップクラスと評価しています。
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