Metaが2021年10月に発表した、コードネーム「Project Cambria」と見られる端末の予想レンダリング画像を、XR関連のアナリストBrad Lynch氏が自身のTwitter上で公開しました。
Special thanks again to Marcus Kane for getting together with me to create these renders
Conviction that these models are correct: 250% pic.twitter.com/GCW2fhC2vX
— Brad Lynch (@SadlyItsBradley) April 13, 2022
同氏が投稿した画像からは、さまざまな角度から見た、コードネーム「Project Cambria」と見られるデバイスが確認できます。
現行のMeta Quest 2と比較して、はるかに薄い本体や、頭上のヘッドバンドがない点など、全体的にスッキリとし洗練されたデザインが特徴。
ただ、本体が薄くなっている点に関しては、映像などの処理ハードウェアが本体とは別に用意されている可能性もあるとのこと。
このレンダリング画像は想像に過ぎません。しかしながらMetaのサプライチェーンから漏洩した情報をもとに作成しているといい、Brad Lynch氏はその正確性について「250%正しい」と主張しています。
この情報を伝えたSlashGearによると、このVRヘッドセットは、解像度2160×2160の2.48型デュアルミニLEDディスプレイを搭載するとのこと。本体の正式名称は分かっていませんが、「Meta Quest 2 Pro」もしくは「Meta Quest 3」のどちらかであり、2022年中の発表を予定している模様です。
現行モデルのMeta Quest 2は、本体価格が3万7180円からと、値段が原因で米連邦取引委員会から捜査を受けるほど安い点が特徴のVRヘッドセット。次に発表される端末は、現行モデルよりもさらにパワーアップしたものになることが予想できますが、デザインやスペックだけでなく、その値段にも注目したいところです。