総務省は競争ルールの検証に関するWGを開催。周波数制限をすることで端末コストはどうなるのか、対応周波数の違いによる端末価格の比較の調査結果を発表しました。
SamsungのGalaxyは韓国キャリア販売モデルのほうが1万円~3万4千円も安いことがわかりました。
国内で公開市場向けSIMフリーモデルを出しているXperiaの場合。公開市場版のほうが1万円前後安くなっています。
いずれにしても周波数制限のある国内キャリア版の方が高額という結果となりました。
ただこれは本来、調達価格を調査すべきであり、国民の利便性向上や競争環境整備のために権力を行使できる政府として末端販売価格のみではなく踏み込んだ調査をすべきではないでしょうか。
また、サムスンのGalaxyはバンド対応に加えてFeliCa対応があるので多少は高くなるのは致し方ない部分があり、Sonyの場合はキャリア版から大きく遅れて発売するので価格面での差異があるのは当然でしょうし、やはり意味の薄い調査だと思います。