SONYが開発中とされるフラッグシップスマホのXperia 1 IVは先代までと比べ、価格が恐ろしく高価になるかもしれないという噂があるようで、中国Weibo等で情報が出回っています。こうした噂をもとに、Xperia 1 IVは超高価になるかもしれないとPhone Arenaが伝えました。
それによると、Xperia 1 IVはこれまでのようにQualcomm製フラッグシップSoCを搭載。しかし発熱や消費電力、歩留まりの悪さが指摘されているSamsung製造のSnapdragon 8 Gen1ではなく、TSMCに製造を委託する「Snapdragon 8 Gen1 Plus」を採用するようです。加えて、Xperiaの強みでもあるカメラが大幅に強化されるとのことで、そういった理由から、Xperia 1 IVは大幅に高価になるとされているようです。
現行のXperia 1 IIIは1200万画素メイン+1200万画素超広角+1200万画素可変式望遠にToFセンサーをそなえていますが、Xperia 1 IVは解像度を4800万画素ないしは5000万画素に全てアップグレードするとのこと。
スマホに搭載されるカメラセンサーの高解像度化はファイルサイズの増大はもちろん、1画素が小さくなることで取り込める光量の減少などを引き起こします。ピクセルビニングや画質処理によってどうバランスをとるかが課題となるでしょう。
またXperia 1/5シリーズやiPhoneはカメラの解像度を統一していますが、これはPDAFによる優位性の確保や、専用機のような使い心地を再現するのに寄与しています。
以前のリークでは、Xperia 1 IVはこれまでと変わらない6.5インチのディスプレイやイヤホンジャックを備える一方、45Wとこれまでと比較してかなり高速な急速充電に対応し、これまでで最も大型な5000mAhバッテリーを搭載すると伝えられています。
発表時期は5月ごろ、価格は8999元(17万円)からなどと噂されていますが、Xperia 1 IIIは発表から販売までそれなりにブランクが開いていました。