Samsungが開発しているとみられる次期折り畳みデバイスの「Galaxy Z Flip4」では、バッテリー容量がごくわずかに増えるかもしれません。
Galaxy Clubによると、折りたたむという機構上、Galaxy Z Flip3は2個のバッテリーを搭載しており、Galaxy Z Flip4も同様の構造になるようです。また、それぞれのバッテリー容量は同一ではなく、内部的には容量が大きい方がサブ、小さい方がメインと定義されているようです。
サブバッテリーの容量は2400mAhと、先代から100mAh増加し、メインバッテリーは903mAhで増減せず、合計定格容量は3300mAhとなるとのこと。
Galaxy Z Flip4およびFold4は、「Galaxy Note 7」の発火・爆発事故の原因の一端を担った、ATL製のバッテリーを採用することが検討されていると噂されています。一方、ATLは現在、iPhoneなどへもバッテリーを供給。
Samsungも低価格なGalaxy A・Mシリーズや、フラグシップのGalaxy S21などで同社製バッテリーを採用しており、すでに一定の信頼を置いているものとみられます。また、これまでのFold/Flipシリーズで採用していたSamsung SDI製のバッテリーと比較し、コスト削減が図れることが期待されています。
Galaxy Z Flip4およびZ Fold4は、Samsungが開発中と噂の第三の折り畳みデバイス、「N4」と同時に、今夏ごろの発表が噂されています。
折りたたみスマホの普及に拍車をかけるべく、手の届きやすい価格を実現することや、Galaxy S22シリーズ同等の望遠レンズを搭載することなどが伝えられており、今後の動向にも注目したいところ。