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「USB Type-C端子統一法案」、遂にEU加盟国内で合意か。

 EUが長年にわたって検討を進めてきた、EU加盟国内で販売されるデバイスの外部接続端子の統一を義務付ける法案に関して、EU加盟国内で正式に合意されたことがわかりました。

 情報によると、今回合意されたのは、EU圏内において今後発売される主要端末の外部接続・充電端子を、全てUSB Type-C端子に統一する規則。メーカーは今後2024年の秋までにこの基準に準拠する必要があります。対象となるデバイスは、スマートフォン、タブレット、電子書籍リーダー、イヤホン、ヘッドホン、カメラ、充電可能なポータブルスピーカー。また、ラップトップPCに関しては、若干の猶予があるものの、今後同じ規則が適用されます。

 今後、議会や理事会によってこの法案が正式に承認される見込みで、承認されると、法案の公示から約20日後に発効します。

 現在、スマートフォンや、それらの周辺機器において独自ポートを全面的に採用しているのは、ほぼAppleのみ。そのため、この法案はAppleを狙い撃ちしたものと言っても過言ではありません。

 これまで、端子の統一案に対して反対してきたApple。しかし、この法案の合意によって、Lightning端子消滅の可能性がさらに現実味を帯びてきました。2023年に発売されるiPhoneにおいては、遂にLightning端子からUSB Type-C端子へポートが変更されるとの噂もあり、今後のAppleの動きに注目が集まります。

情報元欧州議会
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