Googleは、今秋に同社謹製ハイエンドスマホのPixel 7および7 Proを導入することを発表していますが、一方でデータマイニングなどにより折り畳みスマホの「Pixel Fold」も開発中とみられています。そんな中、Pixel Foldと並ぶほどの価格のフラッグシップPixelが開発されているという情報があるようです。
Weibo上で活動するリーカーの数码闲聊站氏が投稿したところによると、Pixel FoldとPixelのフラッグシップがFoxxconnにより製造されるとのこと。
そして、折り畳みスマホでないほう、すなわちPixelフラッグシップは次世代チップのTensor 2を搭載することはもちろん、本体がセラミックボディで仕上げられているようです。
また、Android Policeは、5月にコードネームが発見された「Lynx」ではないかとの見解を示しています。同デバイスではカメラにISOCELL GN1とIMX 787を搭載するのではないか、ということが伝えられています。
現在、スマホの背面素材は、コストを抑えたければプラスチック、高級感を出したければ金属やガラスを使うことが定石。
セラミックボディを採用したスマホはまれ、かつプレミアムで、販売されたのはMi MIX 2やOnePlus Xのセラミックエディション、すでに会社自体が存在しない「Essential Phone PH-1」など多くありません。開発中や販売予告を含めても、Essential Phone 1のDNAを継ぐ「OSOM OV1」に、OV1にWeb3の香ばしいエッセンスをまとわせた「Solana Saga」くらいと、かなり少数派。
OnePlusによると、どうやらセラミックはコストがかかるだけでなく、洗練された質感を実現できるのが白と黒ぐらいしかないようで、カラーバリエーションがつまらないものになってしまうようです。パステルカラーを重用するPixelと、超プレミアムなものの扱いが容易でないセラミックの融合、考えるだけで少し楽しみになってきました。今後の展開を期待したいです。