中国ファーウェイが開発、販売する縦折り型スマートフォン「HUAWEI P50 Pocket」に関して、同端末の派生機が、中国のTENAA認証を通過したことがわかりました。
Huawei Updateの情報によると、新たにTENAAのデータベースで発見されたのは、型番が「BAL-AL80」のファーウェイ製スマートフォン。製品の画像も添付されており、詳しいデザインなどが確認できます。
P50 Pocketの派生機の外観は、Galaxy Z Flip4の様々な色から好みのカラーバリエーションを選択できるBespoke Editionのように、折り畳んだ際の上部と下部で本体カラーが異なるのが特徴。高級感丸出しの超光沢であるP50 Pocketと比べ、派生機では、艶消しのマット素材が採用されており、非常に落ち着いたデザインとなっています。
この端末は、2022年9月6日に開催が予定されているファーウェイの新製品発表イベントにおいて、Mate 50シリーズと同時に発表されることが予想されていますが、内部面では現行の端末とあまり変更がない模様。
現行のP50 Pocketは、リフレッシュレート最大120Hz駆動に対応した6.9型の有機ELディスプレイを搭載し、SoCには、5G非対応のSnapdragon 888を搭載しています。最小限、SoCがSnapdragon 8 Gen 1もしくは8+ Gen 1に変更される可能性はありそうですが、米国による中国への禁輸措置の影響で、変わらず5Gには非対応となる見込みです。