中国Lenovo傘下のMotorolaは、2022年8月11日に、同社の最新折りたたみ式スマートフォン「moto razr 2022」を正式発表しました。Motorlaが折りたたみスマートフォンの新製品を発表するのは、2020年9月以来の約2年ぶりとなります。
この端末は、Galaxy Z Flip4などが発表されたSamsungの新製品発表会の1日後に発表されており、節々に直接の競合機種となるGalaxy Z Flip4を意識したデザインや機能がたくさん。
まず大幅に刷新されたのは、端末のデザイン。従来の端末は、画面下部に大きな「あご」のような部分がありましたが、「moto razr 2022」ではこれがなくなり、初代Galaxy Z Flipにも似たすっきりとしたデザインが特徴です。
ヒンジ部や画面も改良されており、より折り目の目立ちにくい、リフレッシュレート最大144Hz駆動に対応する6.67型フレキシブル有機ELディスプレイを採用。折りたたみ時の画面の隙間もほぼなくなりました。インカメラはパンチホール式になり、かなりベゼルが厚かった先代と比較して表示領域も格段に広がっています。
そして、moto razrシリーズがGalaxy Z Flipシリーズに圧倒的に優る一番の特徴が、なんと言ってもカバーディスプレイ。引き続き、2.7型と比較的大きいサイズのカバーディスプレイを搭載し、通知の受信、写真の撮影だけでなく、YouTubeの動画再生や文字入力も行うことができます。
スペックに関しても、Qualcomm最新のハイエンドSoCである、Snapdragon 8+ Gen 1を採用。先代は、中価格帯向け700番台SoCであったことを踏まえると、処理性能もかなり飛躍的に向上しています。実行メモリは、8/12GB、内蔵ストレージは、128/256/512GBから選択可能です。
カメラは2眼構成で、moto Edge S30 Proに搭載されているものと同じ5000万画素のメインカメラと、1300万画素の超広角カメラを搭載。
「moto razr 2020」は、すでに中国国内向けLenovo公式オンラインストアにて予約受付が開始されており、2022年8月16日より販売を開始します。
端末価格は、8/128GBモデルが5999人民元(約11万8600円)からとなっています。
なお、グローバルでの端末販売に関しては現在のところ未定であり、時期や販売の有無についてもわかっていません。
OS | Android 12、MYUI 4.0 |
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SoC | Snapdragon 8+ Gen 1 |
メモリ | 8/12GB |
容量 | 128/256/512GB |
画面 | メイン:6.67型 (2400×1080) リア;2.7型(800×573) |
カメラ | メイン:5000万画素 超広角:1300万画素 |
インカメラ | 3200万画素 |
電池 | 3500mAh |
寸法 | 166.99 × 79.79 × 7.62mm, 200g |
その他 | 急速充電最大33W |
moto razr 2022
— すまほん!!📶5G📱 (@sm_hn) August 12, 2022
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