Appleが長らく開発を続けているMRヘッドセットについて、製品名称及びチップ名称と思われる商標が出願されていたことがわかりました。ソースはBloombergの記者であるMark Gurman氏。GSM Arenaが伝えています。
登録された商標名は「Reality One」「Reality Pro」「Reality Processor」の3つとのこと。以前、同端末に搭載されるOSは「realityOS」とも噂されており、名称に「Reality」という共通点が確認できます。
なお情報管理に厳しいAppleは、今回の商標登録にも「Immersive Health Solutions」というペーパーカンパニーを利用しているとのこと。すでにEU・イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・サウジアラビア・コスタリカ・ウルグアイなど複数か国で出願が進められているそうです。
AppleのMRヘッドセットには、他社製品同様のゲーム・メディア・健康関連といった機能はもちろんのこと、FacetimeといったApple製アプリのVRバージョンも登場すると噂されています。気になる発売日は、Ming chi Kuo氏の予測によれば2023年1月頃。
AR/VR業界は、Metaを筆頭にすでに大きな盛り上がりを見せています。Appleはかなり出遅れた参入となりますが、iPhoneやApple Watchのような革新的なデバイスで乗り込んでくるのを期待したいところです。