Samsungが猛威を振るう折り畳みスマホ業界。一方でvivoやHuawei、HONORといった中国メーカーも折り畳みスマホを投入していますが、ことごとく中国国内のみの販売でした。しかしそれも破られ、来年はさらに市場が活気づくかもしれません。
著名リーカーのIce Universe氏によれば、2023年にはOPPOとHONORが同社製折り畳みスマホをグローバル市場においても導入するとのこと。特にOPPOは、昨年のOPPO Find Nの発表に際し海外メディアに同端末を貸与するなど、展開に積極的と受け取れる動きを見せており、前々からグローバル版導入の希望は見えていました。
Oh no, the toughest time for Samsung was when Apple released a foldable. In short, Samsung’s good days are few and far between.
— Ice universe (@UniverseIce) September 4, 2022
また、Xiaomiやvivoについても同様にグローバル版が用意される可能性があるとしています。Xiaomiが8月に発表したXiaomi MIX Fold 2は圧倒的な軽さとUSBポートギリギリの薄さが魅力で、vivoが4月にリリースした「vivo X Fold」ではこの類の折り畳みスマホ初の画面内指紋認証や、ヒンジに航空宇宙素材を採用し画面のシワの少なさをアピールしています。
Ice Universe氏は「2023年がSamsungにとって最も困難な時期となる」と締めくくりましたが、付け加えて「Appleが折り畳みスマホ出す時が最も大変な時期」とも。
フレキシブルOLEDパネルのシェアが大きいSamsungにとっては、フォルダブルスマホ分野が活気づけばどう転んでも得しかしなさそうなものではありますが、フォルダブルスマホの先駆者たるSamsungが、どれだけUIの操作性・利便性などでリードすることができるのか期待したいところです。