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Redmi初のタブレット「Redmi Pad」発表。90Hz駆動IPS、8000mAh電池、Dolby Atmosクアッドスピーカー

 Xiaomiは、日本時間4日の21時より行われていたXiaomi Launch October 2022にて、サブブランドのRedmiとしては初めてのタブレットである「Redmi Pad」をグローバルで発表しました。

パフォーマンス

 SoCには6nmプロセスを採用するHelio G99を搭載。個人的にはHelio Gシリーズと聞くだけでかなり性能が悪いのではないかと思ってしまうのですが、同SoC搭載端末のAnTuTuベンチマークスコアは35万点以上を記録しており、日常使いには困らないような性能が期待できます。

 メモリは廉価機らしく3GBから4GB、そして6GBまでを用意。ストレージは64/128GBの二種類ですが、別途最近のタブレットでは珍しいmicroSDカードに対応しており、最大1TBまで拡張可能。

ディスプレイ

 ディスプレイはXiaomi Pad 5よりわずかに小型な10.61インチの液晶、解像度は2K(2000×1200)。リフレッシュレートは90Hz。

 4辺ともにベゼルサイズは均一ではあるものの、画面サイズの小ささが理由かベゼルはXiaomi Pad 5より太く見えます。

ハード

 カメラは背面・インカメラともに800万画素。背面カメラの領域は見合わないほどきょだいなものになっていますが、それ以外には取り立てて解説する点はありません。一方、インカメラはGalaxy Tab S8シリーズなどと同様に、画面を横に向けた際に上にくる位置に配置されています。

 また、インカメラは105°の超広角を謳い、人物にフォーカスすることができるようです。800万画素という解像度の中でどれほどこの機能が役に立つのか気になるところです。

 バッテリーは8000mAhで、18Wの急速充電に対応。26時間の読書や21時間の動画再生、また12時間のゲームプレイを謳います。

 バランスよくクアッドスピーカーを搭載。Dolby AtmosやHi-Res Audioに対応することをアピールし、映画のようなサウンド体験を提供するとします。

 本体重量は445gと比較的軽量で、本体の厚みは7.05mm。そこまで薄いというわけではありません。本体色はグレーとシルバー、そして淡いグリーンの3色。安価なタブレットでは側面が丸まっていることが多く、なんとも言えない安っぽさを誘発していますが、Redmi Padの側面は角ばっており、素材の色合いや質感もあり安物感は感じさせません。

ソフト

 プリインストールされるOSはMIUI for Padとされていますが、Androidバージョンは未公開。ちょうど最近Android 12をベースとするMIUI for Padがグローバル版Xiaomi Pad 5にも展開されつつあるため、こちらを利用できる可能性は高そうです。

 MIUI for Padはタブレットに最適化されたUIで、Android 12Lに頼らない独自のタスクバーや画面分割などの機能が提供されています。しかし、メモリ3GBモデルではマルチタスク関連の一部の機能は使えないようです。

 また、生体認証についての表記はありません。精度こそ悪くても顔認証ぐらいには対応してほしかったところです。

価格

 Redmi Padの価格は279ユーロ(4万円)からと案内されていますが、公式AliExpressでは3万6000円から。メモリ3GBが使用感にどれほど影響を及ぼすのか未知数ですが、この情勢の中でもそれなりに頑張っているといえそうです。Xiaomi Pad 5が大幅値上げしてしまった現在、日本への投入も期待したいところです。

スペック表

OS  MIUI for Pad(Android 12ベース?)
SoC MediaTek Helio G99
メモリ 3/4/6GB
容量 64/128GB
microSDカード対応
画面 10.61型 2K(2000×1200)
90Hzリフレッシュレート
カメラ 800万画素
インカメラ 800万画素超広角
電池 8000mAh
18W
寸法 250.38×157.98×7.05mm,445g
その他 Wi-Fi 5,Dolby Atmos

 

情報元Xiaomi
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