TikTokは新機能「フォトモード」を発表しました。
これは複数枚の写真を投稿しカルーセル形式で投稿できる機能。自動的にスクロールされるだけでなく、閲覧者が操作することもできます。TikTokらしく音楽を追加することも可能。
さらに、写真モードでは最大2200文字の長い説明文も追加できます。TikTokはこれについて「自分自身を表現し他人とより深く繋がるためのスペース」であると説明しています。
従来、TikTokでは写真はスライドショーにしてあくまで動画の形で投稿する必要がありました。しかしこの機能により写真のまま投稿が可能に。米Engadgetは、この機能は「Instagramのコピー」だと評しています。説明文の2200文字という上限もInstagramのフィードと全く同じ。
現在ではTikTokの仕組みはYouTube(ショート)やInstagram(リール)、近い形でTwitter(没入型ビューアー)がコピーし、新興アプリBeRealはSnapchatやTikTok(TikTok Now)などがコピーしています。Engadgetが述べるように「SNSはどれも同じように見える」状況になってきていると言えるかも知れません。
また、TikTokは動画編集機能の強化も合わせて発表しました。
本格的なタイムライン表示のUIとなっており、複数クリップの分割やサウンドの調整、テキストの追加が簡単にできるように。
さらに動画に動画や画像を重ねるピクチャーインピクチャー機能や速度変更、個々のクリップの回転・拡大・縮小、効果音の追加なども可能になっています。
編集画面はTikTokが提供する動画編集アプリ「CapCut」に似ています。
スマホの編集アプリとしては非常に高機能で人気なので、TikTokアプリ本体に移植したのでしょうか。スマホ編集の投稿者にとってはかなり便利になりそうです。