中国のUnihertzは、超小型スマートフォン「Unihertz Jelly 2E」を発表しました。既存の「Jelly 2」の廉価版に位置します。
Jelly 2EはSoCにHelio A20を採用。チップ自体がエントリークラスかつ4年前に発表されたものであるため、性能は著しく低いものとなっています。また、6GB/128GBあったメモリとストレージは4GB/64GBに。
筐体そのものはJelly 2と共通なようで、それ以外の重量や画面サイズなど多くの仕様は同じ。ディスプレイは6インチ台が当たり前な現在では圧倒的に小さい3インチ。一方で解像度は非公開。参考までに、Jelly 2では865×480となっています。
カメラスペックも不明ですが、先代は1600万画素と800万画素フロントという構成。本体バッテリーは2000mAhで重量は110g。名前の通り、ゼリーのような丸みを帯びた形状で、それなりに厚みはあります。
さらにこんな小さなボディでありながらデュアルSIMに対応し、SIMスロットと排他のmicroSDカードスロットを備え、さらにイヤホンジャックも搭載。音楽プレーヤーとしても使えるほか、カスタマイズ可能なプログラマブルキーも用意。
一方で、Jelly 2はNFCかつおサイフケータイに対応していたものの、Jelly 2EはNFC自体に対応していないようで、そのためかJelly 2Eは日本では販売されないとのこと。
本体色はシルバーのみ、定価は169.99ドル(2万5000円)。プレセールは7日より開催予定。