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針治療を学べるVRソリューションが台湾で登場。流行りのメタバースにも参戦

 台湾のMedical Augmented Intelligence(MAI)は、針治療「鍼灸(しんきゅう)」のVR学習ソリューション「BodyMap」を発表しました。

 鍼灸は、体の特定の場所に細い鍼を刺して鎮痛など行う治療です。肩こりとかに効くアレですね。

 「BodyMap」は、利用者にVRで人体のバーチャルモデルを提供し、人間の臓器、神経、骨の構造などを学ぶことが可能。教科書を使用した勉強と比べて、より深く人体を理解できるとのこと。

 MAIは2016年に創業、東洋と西洋の文化に根ざした医療知識と実践を組み合わせ、若い世代に向けた高品質のVRベースのソリューションを生み出すことがミッション。医療機関や教育機関に新しく効果的な教育・学習方法を提供します。

 「医療従事者が鍼灸治療を通じて複雑な医療問題を解決するための包括的な知識を得られるメタバースを構築します」とMAIは説明しています。

 なおMAIは、「AcuMap」と呼ばれるソリューションも開発中。鍼治療メタバースに視覚的に没入できるらしく、鍼を刺す練習や、異なる鍼点が神経にどのように繋がるかを観察できるそうです。

 どういう意味合いで「メタバース」なのか若干不透明ですが、医療系のプラットフォームが将来的に統合して、いろいろな事を気軽に学べるようになったりすると嬉しいですね。

 まあ仮に実現しても、針治療なんかは承認を得るのが大変そうですが……。29

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