Xiaomiは以前よりノートパソコンやモニターを開発・販売していましたが、どうやら2種類のデスクトップPCも開発し、間もなく発表する見込みであるようです。Wccftechが伝えています。
伝えられたのは「Xiaomi Host Mini PC」と「Xiaomi Mini PC」の2機種。Xiaomi Mini PCはいわゆるミニPCであり、Mac Miniを二回り小さくしたようなデザイン。
スペック自体も伝えられており、CPUはRyzen 7 6800Hを搭載、メモリとストレージは16GB/512GBであるとのこと。Ryzen 7 6800Hはノート向けでは最新のZen3+世代のCPUで、グラフィック性能も内蔵GPUとしては高い水準であり、ある程度設定を落とせば多くのゲームをプレイ可能です。価格は3999元で、日本円にしておよそ7万8000円とのこと。
一方、Xiaomi Host Mini PCは省スペース型デスクトップPCであるようで、実機とされる写真が公開されているものの、Xiaomi Mini PCと比べるとかなり武骨な印象で、本体デザインも洗練しているようには見えません。
実機写真では、100Wの電源が配置されているのみで、ほかのスペックは一切明らかになっていませんが、2スロットのGPUスロットやI/Oパネルをはめ込むスペースが空いていることから、ゲームも余裕でこなせる高いスペックを持つことが予想できます。
また、本体背面や付属品には「Win+M」のショートカットが記されています。本来はすべてのウィンドウを最小化するショートカットですが、これがXiaomi独自の機能に割り当てられている、と読み取ることができそうです。筆者としてはプリインアプリはほとんど使わないタチなので、あまり使わないとはいえ元からあるショートカットを上書きされるのは否定的です。
なお、本来は12月1日のXiaomi 13シリーズ発表に合わせてリリースされる予定とされていましたが、同イベントは12月11日に延期されています。