中国Lenovoは、同社が所有するノートパソコンブランドThinkPadのデザインを踏襲した新しいスマートフォン「ThinkPhone by Motorola」を正式発表しました。
ThinkPadといえば、黒を基調としたカーボンの本体デザインが特徴。「ThinkPhone」では、その多くの要素を受け継いでおり、背面のデザインはもちろんのこと、本体右下の「ThinkPhone」ロゴは、しっかり「i」部分がしっかり光るようになっています。また、サイドキーは赤色に塗られており、トラックポイントを連想させます。
本体背面の素材はアラミド繊維であり、同社によると「鋼よりも強い」とのこと。ディスプレイの保護ガラスは、米コーニング社のGorilla Glass Victusを採用し、米国国防総省の定める軍用規格MIL-STD-810Hに準拠するなど、耐久性にも優れています。
もちろん、ThinkPadとの連携機能も充実。「Think 2 Think」接続により、ThinkPhoneへの着信をWi-Fi接続経由でThinkPad上で受話したり、クリップボードの共有、高速ファイル転送、ThinkPhoneをWebカメラとして使用することもできるとのこと。
画面サイズは6.6型であり、解像度1080×2400、リフレッシュレート最大144Hz駆動の有機ELディスプレイを採用します。
スペック面では、SoCにSnapdragon 8+ Gen 1を搭載。実行メモリは、8GBまたは12GB、内蔵ストレージは128/256/512GBからそれぞれ選択可能と、最近の競合他社製ハイエンド端末によくある構成となっています。
カメラは、光学式手ぶれ補正および位相検出AF対応の5000万画素のメインカメラ、1300万画素の超広角カメラ、200万画素の深度測位カメラの計3眼構成。
バッテリー容量は5000mAhで、有線で最大68W、ワイヤレスでも最大15Wの急速充電に対応しており、68Wのコンパクトな急速充電器およびケーブルが本体に同梱されています。
Lenovoによると、「ThinkPhone」は、今後数ヶ月以内に米国、ヨーロッパ、南米、中東、オーストラリアおよびアジアの一部において販売を開始するとのこと。なお、本体の販売価格や、日本国内での販売有無に関しては明らかにされていません。
OS | Android 13 |
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SoC | Snapdragon 8+ Gen 1 |
メモリ | 8/12GB |
容量 | 128/256/512GB |
画面 | 6.6型 (1080×2400) |
カメラ | 広角:5000万画素 超広角:1300万画素 望遠:200万画素 |
インカメラ | 3200万画素 |
電池 | 5000mAh |
寸法 | 155.8 × 74.4 × 8.3mm, 188.5g |
その他 | 急速充電最大68W |
ThinkPhone
— すまほん!! (@sm_hn) January 19, 2023