2月の26日にグローバル市場にて発表会を予定しているXiaomi 13シリーズの最廉価モデルにあたる「Xiaomi 13 Lite」のスペックや実機画像がリークされました。XiaomiuiやリーカーのSudhanshu Ambhore氏などが伝えています。
いずれの情報源も伝えられているスペックや外観に違いはなく、非常に高精度なものと受け取ることができます。Xiaomi 13 Liteは中国市場で販売されている「Xiaomi Civi 2」をベースとしたモデル。Civiそのものは若い女性をターゲットとした中国国内向けのブランドで、握りやすさや軽さ、そしてインカメラ性能にフォーカスしています。
投稿された写真の機種の本体色はつや消し気味のブラック。一応、Xiaomi Civi 2にも無地のブラックはありますが、多少色合いが違う気がしないでもありません。
Xiaomi 13 Lite 5G Unboxing.
Confirms it will be Xiaomi Civi 2 rebrand✅
-6.55″, FHD+, AMOLED, 120Hz, 10bit, 1920Hz PWM, 1k nits, Dolby Vision
-Snapdragon 7 Gen 1
-50MP Sony IMX766 + 20MP Wide-Angle + 2MP Macro
-32MP + 32MP Wide-Angle
-4500mAh, 67W
-In display FPS#Xiaomi13Lite pic.twitter.com/UYF1vbSr7w— Sudhanshu Ambhore (@Sudhanshu1414) February 12, 2023
確認できる機能面もXiaomi Civi 2と変わりなく、Snapdragon 7 Gen1を搭載して120Hzの有機ELエッジディスプレイを採用、インカメラは2眼でHuawei端末でよく見られた丸薬型のパンチホール式をとっています。
Xiaomi Civi 2のセールスポイントは先述の通り、持ちやすさとカメラ性能。Xiaomi初のデュアルインカメラを採用し、3200万画素の広角/超広角レンズをインカメラとして搭載。さらに旗艦スマホでもめったに見かけないインカメラ側LEDフラッシュを搭載し、明るい自撮り写真が撮影できます。
また、バッテリー容量は6.5インチのXiaomiスマホとしては少なめの4500mAhですが、その分重量は171グラムと軽く、厚みも7.23mm。エッジディスプレイを採用することで握りやすいフォルムを実現し、先代のXiaomi Civiでは「下部ベゼルの厚み」がXiaomiデバイス史上最も薄いこともアピール。とにかく握りやすさと表示領域の確保の両立に努めています。
Xiaomi Civi 2のスペックは以下の通り。Xiaomi 13 Liteもほとんど変わらないことが予想されます。
OS | Android 12ベース MIUI 13 |
---|---|
SoC | Snapdragon 7 Gen1 |
メモリ | 8,12GB |
容量 | 128,256GB |
画面 | 6.55型 FHD+(2400×1080) 120Hzリフレッシュレート |
カメラ | 5000万画素 IMX766 2000万画素 超広角 200万画素 マクロ |
インカメラ | 3200万画素+3200万画素超広角 |
電池 | 4500mAh 67W急速充電 |
寸法 | 159.2×72.7×7.23mm, 171.8g |
その他 |
なお、Civi 2の価格は2399元(4万6000円)からですが、信ぴょう性の不明な情報源によれば、Xiaomi 13 Liteの256GBモデルの価格は549ユーロ(7万7000円)になるとのこと。VAT(付加価値税)や256GBモデルということを考慮しても、許容できない価格になってしまっている感じはします。
PRICE REVEAL PREMIERE
After revealing Xiaomi 13 and 13 Pro prices in France,
Here is the price of Xiaomi 13 Lite in at least 2 European countries🔹Xiaomi 13 Lite 256GB Black/Blue: 549€
⌛️Launch date: Same as Xiaomi 13/13 Pro launch date#Xiaomi13Litehttps://t.co/NcsnuBISY1 pic.twitter.com/jTyy01OJlF
— billbil-kun (@billbil_kun) February 7, 2023
日本では2世代前のMi 11 Lite 5Gの販売はありましたが、それ以降のXiaomi 11 Lite NE 5GやXiaomi 12 Liteは取り扱いがなく、同様にXiaomi 13 Liteも投入されない可能性がありそうです。