realmeはインドネシアにおいて、ミドルレンジスマートフォンの「realme C55」を発表しました。ついにiPhone 14 Pro/Pro MaxのDynamic Islandを模範した機能を備えます。
問題の機能は「Mini Capsule」なるもので、本家Dynamic Islandと同様、パンチホール周囲が伸び、通知が確認できるもの。
すでにDynamic Islandと似た機能を実現するフローティングウィジェットを画面に配置できる「Dynamic Spot」などのアプリはありますが、Mini Capsuleはちゃんとシステムと統合されており、通知が表示される際にはしっかりWi-FiやBluetoothアイコンが消えるようになっています。
ここは開発メーカーならではの強みですが、現時点ではバッテリー残量の低下や充電中の表示しか行えず、後日のアップデートで歩数やデータ使用量も確認できるとのこと。いっそ本家を完全にパクり、音楽再生時の表示なども統合してほしいところです。
realme C55自体は普通のエントリースマートフォン。SoCにAnTuTuベンチマーク27万ほどのHelio G88を採用し、6/8GBメモリを搭載。ストレージは128GB/256GBと潤沢で、かつ最大1TBのmicroSDカードスロットを備えます。また、最大8GBの仮想メモリにも対応。
ディスプレイはやや大型な6.72インチ。液晶のFHD+(2400×1080)で、リフレッシュレートは90Hz。もちろんフラットディスプレイです。
カメラは6400万画素と200万画素深度のデュアルカメラ。インカメラは中央上部のパンチホール式で800万画素。
バッテリーは5000mAh。33Wの有線充電に対応、29分で50%までの急速充電をアピールします。本体色はグラデーションの入ったイエローとブラックの二色。デザインはOPPO Reno8シリーズなどに近い印象です。
本体価格は249万9000ルピアで、日本円で2万1700円ほど。システム的にはほかのデバイスに応用できることから、今後も搭載端末が増えていきそうです。
OS | realme UI 4.0(Android 13) |
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SoC | Helio G88 |
メモリ | 6/8GB |
容量 | 128/256GB 最大1TBのmicroSD対応 |
画面 | 6.72型 FHD+(2400×1080) 90Hz |
カメラ | 6400万画素+200万画素深度測定 |
インカメラ | 800万画素 |
電池 | 5000mAh 33W |
寸法 | 165.6×75.9×7.89mm 189.5g |
その他 | NFC、3.5mmイヤホンジャック、デュアルSIM+microSD(排他しない) |