台湾メーカーのHTCが、Android 12搭載のエントリーモデル「HTC Wildfire E3 lite」を発表しました。
明確な発売地域は未発表ですが、主にアフリカ地域での流通になると思われます。
HTC Wildfire E3 liteのSoCは、中国UNISOC製のSC9863を採用。実行メモリは3GBまたは4GBで、エントリーモデルにありがちな実行メモリの少ない設計です。
ディスプレイは同世代の機種としては平均的な6.51型。
セキュリティは顔認証と指紋認証の両方に対応しますが、後者は画面内指紋認証ではなく、電源ボタン内蔵のセンサーで指紋を読み取る形式です。
画面内指紋認証は、フラグシップモデルでも反応が鈍く扱いづらいケースもありますが、エントリーモデルの本機で採用しなかったのは賢い判断と言えるでしょう。
リアカメラはメイン1300万画素、サブ200万画素の2眼構成で、顔検出とポートレート撮影に対応。どちらもf/2.2のレンズなので、夜景や暗い場所での撮影はあまり得意ではなさそうです。
バッテリー容量は5000mAh。Wi-Fi通信や動画再生は最大7時間、ゲームは最大9時間利用できるとしています。
カラーはブラックとブルーの2色を用意。価格は未発表です。
電話や簡単なメール、LINE程度の使い方ならこのスペックで十分なので、価格次第では、格安のサブ機として日本でも売れるように感じます。
OS | Android 12 |
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SoC | UNISOC SC9863 |
メモリ | 3GB / 4GB |
容量 | 内蔵 32 / 64GB+MicroSD 最大256GB |
画面 | 6.51型 (720×1600) |
カメラ | 1300万画素(メイン)/ 200万画素(サブ) |
インカメラ | 500万画素 |
電池 | 5000mAh |
寸法 | 164.8×76.5×9.2mm, 218g |