Huaweiは、中国にて、6.95型の大型ディスプレイを搭載したスマートフォン「HUAWEI Enjoy 60X」を発表しました。コストを処理性能の向上にかけず、ただただデカーくするためにつぎ込んだ、ある意味ロマンの塊な端末です。
HUAWEI Enjoy 60Xが採用するSoCはSnapdragon 680 4G。Huaweiは米国の制裁により、本来5Gに対応するはずのQualcomm製チップも、4Gに限定されたチップを使いますが、Snapdragon 680は元から4G。処理性能はさほど高くありません。メモリは8GBのみ、ストレージは128GB/256GB/512GBと構成に幅を持たせています。
ディスプレイは非常に大柄で、解像度はFHD(2376×1080)の6.95インチ液晶。リフレッシュレートは90Hzとなっています。インカメラはAndroid端末としては非常に珍しいノッチ型で、下部ベゼルは比較的太め。
カメラは5000万画素のメインと200万画素のマクロ。カメラ特化のコンセプトでもないので、あまり性能は高くありません。インカメラは800万画素。
画面の大きさと並び、Enjoyシリーズの特徴なのが「バッテリーの大きさ」。なんと7000mAhバッテリーを搭載しています。それでいながら、重量は216gと、iPhone Pro Max系統よりも軽量。1.75倍容量が大きいバッテリーを載せていながら、重量はむしろ軽いというのはもはや不思議に感じますね。
本体への充電速度は22.5Wと遅めですが、最上位モデルでは業界初、22.5Wの有線逆充電に対応。モバイルバッテリー的に使えそうですね。
本体色はレザー調のオレンジと艶消しブラック、そして光沢のあるシルバー、グリーン、ブラックの計5色。最近のHuaweiスマホと同じように、カメラのふちは金色の塗装がなされており、ぱっと見では高級感を感じます。
本体価格は最も安価なメモリ8GB/ストレージ128GBのモデルが1799元(3万5000円)から。最上位のメモリ8GB/ストレージ512GBモデルは2299元(4万5000円)。
OS | Harmoney OS 3 |
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SoC | Snapdragon 680 4G |
メモリ | 8GB |
容量 | 128/256/512GB |
画面 | 6.95型 (2376×1080) 90Hz 液晶 |
カメラ | 5000万+200万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
電池 | 7000mAh,22.5W急速充電, 22.5W逆充電(最上位モデルのみ) |
寸法 | 171.6× 79.9×8.9(9.1) mm, 216(219)g |
LTE/3G | 中国移動通信・中国聯通・中国電信に対応 |
その他 | NFC、指紋センサー、ショートカットキー |
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