株式会社JENESISは、同社が保有するaiwaデジタルブランドより、8インチタブレットの「aiwa tab AB8」を発表しました。
搭載するSoCはMediaTek MT8183ことMediaTek Kompanio 500。他端末でのAnTuTuベンチマークスコア(v9)は20万点強と、OPPO A77やaiwaスマートフォンほど絶望的ではありませんが、何をしようとストレスがたまりそうなことは否めません。
メモリは4GB、ストレージは64GB。もはや今の時代、Android本体でほとんどのスペースを使い切ってしまう32GBにコストカットせず、64GBを載せてきたのは偉いと思います。また、microSDXCに対応。大容量の動画を入れて視聴用とするのもアリかも?
ディスプレイの解像度は1280×800のIPS液晶。8型とは言えタブレットでHDディスプレイを採用してしまうと、解像度の粗さがかなり目についてしまう可能性はありますが、aiwaデジタルブランドの最上位AndroidタブレットであるJA-2TBA001もSoCに同じMT8183を採用していながら、2000×1200という比較的高精細な画面を用いていることから、操作感でいえばむしろこちらのほうが上手な可能性はあります。
カメラはタブレットらしく力の入っていないものとなっており、フロント500万画素、リア800万画素。バッテリーは驚異の4400mAhと、最近のスマホ並みかそれ以下という水準。もう少しあってもよかったと感じます。
端末の連続使用可能時間は、どのように計測されたかなどが示されておらず、そのため実際の使い勝手と乖離する可能性もありますが、その値は6時間。
このほか、3.5mmイヤホンジャックを搭載、プリインストールOSはAndroid 12。Wi-Fiは5(ac)止まり、キャリア通信には対応しない一方で、GPSやみちびきなど、衛星測位システムに対応します。
本体色はmidnightの一色のみ。価格は2万800円で、6月16日よりaiwa公式サイトや各家電量販店で取り扱いを開始しています。