Appleは現地時間6月5日(日本時間6月6日)、かねてより噂されていたXRゴーグル「Vision Pro」を発表しました。
同社初のXRゴーグル(Apple曰く「空間コンピュータ」)となる本製品は、競合他社のフラッグシップモデルに負けずとも劣らない高い性能が評価される一方、3499ドル(約50万円)という強気の価格設定も話題を呼んでいます。
果たしてAppleはVision Pro でいくら稼ぐつもりなのか?そんな疑問のヒントとなる情報をリーカーのRevegnus(@Tech_Reve)氏が伝えています。
同氏によると、Vision Proの製造コストは1台あたり1509ドル(約21万円)とのこと。情報が正しければ、AppleはVision Proを1台売る度に1990ドル(約27万8000円)の利益を得る計算になります。
Apple Vision Pro BOM table
Total cost: $1509The component with the highest proportion in manufacturing cost is the Sony display, costing $700. Next is the assembly cost for LuxShare, which is $130, followed by the $120 M2 processor. pic.twitter.com/YNZUeiwcp1
— Revegnus (@Tech_Reve) June 7, 2023
ただし、実際にはここからさらに広告宣伝費、研究開発費、輸送費といった費用も差し引かれるため、Appleが手にする利益はもう少し少ない金額となるはずです。
Appleファンとしては、利益を削ってもっと安くして欲しいと感じる一方、潤沢な利益が同社の製品開発を支えている点も無視できないのが辛いところ。
良くも悪くも話題沸騰のVision Proは、2024年以降発売予定です。