シンデン・ハイテックス株式会社は、2023年5月31日の適宜開示において、債権の取立不能または遅延の可能性について触れました。
それによると、FCNT株式会社の民事再生手続きにより、FCNTに対する債権に関して、取立不能または遅延のおそれが生じたとのこと。売掛債権は4億7500万円。
損失額は未確定で、損失額が確定次第、必要な引当処理を行うとのこと。今後の業績の見通しについて、業績予想の見直しが必要となれば速やかに開示するとしています。
FCNTは2023年5月30日に経営破綻しています。スマホ製造開発や修理については支援や承継の声はありません。
シンデン・ハイテックスは集積回路やパネル、バッテリーなどの電子部品販売事業を行っています。SK hynix、LG、BOEなど様々な企業の部品を取り扱っていました。
同じくサムスン製部品をFCNTに納入していたトーメンデバイスも、FCNT倒産で債権38億円の回収困難と発表しています。