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GPD WIN Mini正式発表。親指物理QWERTY、小型軽量で高性能Ryzen搭載

 株式会社天空は、GPDの最新PC「GPD WIN Mini」を正式発表しました。2023年12月末発売予定。その小型軽量ぶりから「ポケコンの夢、ふたたび」を謳います。

 発表会にはGPD代表のWade氏も登壇しました。

 GPDとはGame Pad Digitalの略。7年前からゲームパッド搭載のPCを開発してきました。

 2016年に登場した初代GPD Win、初代の粗を改善しドラクエXユーザーに愛されたWin 2、AAA大作ゲームが少し動くGPD Win MAX、AAA大作ゲームが動くWin 3、物理キー搭載のWin 4といった具合に進化してきました。

 今回発表のGPD WIN Miniは、Wade氏曰く、7型の中では小さく520gと軽量ながら高性能の端末で、折り畳み式のキーボード搭載、インターフェイスも豊かでノートPCとしても使えるとしつつ、日本のゲーマーが最も買う価値のある製品になると自信を見せました。質疑応答では好敵手ROG Ally登場に対する受け止めを訊かれ、この分野の市場が拡大している、形状の違いから好機になる、ROG Allyよりも小さく持ちやすく普通のパソコンとしても使える優位性があると語りました。

 画面は120Hz駆動。輝度はこのカテゴリとしては明るい500nit。

 CPUはパワフルなAMD Ryzen 7 7840U/ 5 7640Uを選択可能。ただ7840Uでも小型筐体のため発熱からTDPは落として使うのが有効で、下げるとパフォーマンスはRyzen 5とそこまで変わらないといいます。生産性デバイスとして購入したいユーザーには特に、Ryzen 5のモデルも狙い目と言えそうです。

 物理キーボードは机上に置くより親指タイプ前提。キーボードはバックライト付き。電源ボタンは指紋認証非搭載。

 GPD Pocketは机上で置いて使うにはやや狭く、親指タイプするには広いので、親指タイプに特化しているWIN Miniは好印象。

 打鍵感は、GPD Win 1/2と比べても柔らかく、打鍵しやすいです。L4/R4キーはカスタマイズ可能。

 ソソるキーボードではあるのですが、賛否両論わかれそうなのがEnterキーの右側のPgUp/Dn/Home/End。個人的にはエディターで文字入力中に誤爆しそうなのが懸念なので、他のキーに割り当てたり無効化したりカスタマイズをすることで使ってみたいと思います。

 120Hz駆動で高性能プロセッサ搭載、魅力的な物理キーボードを備えながら小さいのが素晴らしいです。

 ケツポケットにも入ります。

 ただ厚みはありますしズボン次第だとは思います。

 重量520gなのでPCとして本当に軽いです。Pixel Foldは280gなので、およそPixel Foldの2台分ぐらい。でもPixel Foldの方が敷き詰まっている感じがあって手に重量はズッシリきます。分散されるのと、両手持ち前提な分、GPD WIN Miniは重たいという感覚はあまりしません。

 小型ながらも電池は44.24Wh。GPD Win 2比で50%増とのこと。GPDといえば電池に問題があるといった声も多かったものの、GPD Win3以降では大幅に改善しているといいます。

 3軸重力センサー、3軸ジャイロセンサーを搭載。ジョイスティックはドリフト対策済み。

 価格は以下の通り。先行予約特典あり。通常価格は先行予約価格より数千円高い程度を予定。

64GBモデルは予約限定、初回ロットのみで追加生産予定なし

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