レノボは本日、FCNT Ltdの資産買収を完了したと発表しました。
FCNTは経営破綻していた日本の携帯端末メーカー。レノボ・グループ内モバイル事業グループの下に新会社「FCNT合同会社」を設立する形とのこと。
FCNTブランドは引き継ぎ、新製品開発、販売、サービスを行います。FCNTのブランドとMotorolaブランドは、協力して市場での地位を確立し続けるとのこと。
日本の歴史とレノボの投資が行われてきたThink製品の例を挙げ、今回の買収もまたレノボグループがすでに重要な地位を占める日本PC市場における取り組みに基づいているといいます。
将来的には、FCNTのビジネスとその強力な市場地位、ブランド、市場専門知識により、レノボグループは日本のスマートフォン分野での成長を加速することができる、世界的な規模による利点(スケールメリット)を市場の顧客にもたらすことができるとしました。
arrowsらくらくスマートフォンブランド、らくらくコミュニティ等を継続。FCNTが経営破綻に伴って停止していた修理やOSアップデートについても再開するとしています。
レノボは今後、日本の主要通信事業者と協力し、日本市場におけるFCNTを支援するための技術革新へのさらなる投資を行っていくとしています。