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X、通話機能搭載へ。スーパーアプリ化着々進む

 X(Twitter)のイーロン・マスク氏は、8月31日、音声通話とビデオ通話機能の実装を表明しました。具体的な対応時期は不明。

 対応プラットフォームはiOS、Android、Mac、PC。電話番号不要で通話可能。

 Twitter開始当初から「これでフォロワーと通話できたらなあ」と思っていましたが、実際、2011年には「OnSay」、2020年には「TwiCall」といったTwitter連携サービスが登場しています。そこそこ需要はあると思いますが、そこまで大きく流行っていた印象はありません。

 現在、当時流行だった「Clubhouse」への対抗として登場したグループ音声通話機能「Space」がXにはありますが、あくまで少人数の通話を多くのフォロワーに公開で聞かせるのに向いた機能で、個別通話用とは離れます。今回イーロン・マスク氏は「Xは世界で有効なアドレス帳」と述べていることから、新たに登場する機能は個別通話に利用できるものとみられます。

 スーパーアプリ化を進めるXの新機能に期待したいところです。

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