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高い?それとも安い?Meta Quest 3のSoCやディスプレイ類などの価格判明

 中国のXRリサーチグループWellsenn XRは、VRデバイスMeta Quest 3の部品を解析。同デバイスの「パーツ代」の計算が完了したと報告しました。

 Quest 3は2023年10月にローンチしたデバイス。パンケーキレンズを搭載することで薄型化に成功し、ディスプレイの解像度も向上。高画質のカラーパススルー(周囲の確認機能)を実装して、MR機能も大幅にパワーアップしました。

 同メディアによると、Quest 3のメイン基板(SnapDragon XR2、RAMなど)は約150ドルで、センサー類(カメラ、IMUなど)は約42ドル。ディスプレイを含む光学モジュールは、約133ドルとのこと。

 その他外装パーツやバッテリーなどのコストをすべて合計すると、約428ドル(税抜)になるそうです。なお、各部品の価格は分析時点のもの。メタ社が調達したタイミングとは値段が異なる可能性があるらしいので、その点は注意が必要です。

 Quest 3の米国価格は128GBモデルが約500ドル、512GBモデルが約650ドルです。

 日本だとQuest 3の価格は、約7万5000円から。円安の影響もあり割と高額なのですが、部品の価格を鑑みると、割と妥当な値段……なのかもしれません。

 ちなみにQuest 2はローンチ時、約300ドルという価格設定でした。もし同デバイスの価格のまま発売した場合、見事に赤字でしたね。

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