澤田真一 
スウェーデンのurbanista社から、「MALIBU」というワイヤレススピーカーが登場しました。
これはExeger社のPowerfoyle太陽発電技術を採用した、ソーラー充電対応のガジェット。太陽光の他、室内照明の光でも充電できるとしています。つまり充電ケーブルに接続せずとも「ながら充電」が可能で、その結果20時間以上の連続再生ができると公表しています。
もちろん充電ケーブルに接続できないという意味ではなく、「MALIBU」のボディーにはUSB-C接続口が設置されています（充電ケーブルは別売り）。IP67防塵防水規格にも対応し、約30分の浸水にも耐えられるとのこと。プールサイド等の水場での利用も問題なさそうです。
出力は2×10Wとありますが、2台の「MALIBU」をペアリングすることでステレオ化することも可能。専用アプリも用意され、こちらで発電状況や音質調整、遠隔電源操作等ができます。なお、このアプリはAndroid及びiOS向けに配信されています。
未使用時には自動で電源がオフになる機能も搭載されている一方で、筐体はリサイクル素材を活用した環境配慮型。いかにも北欧メーカーらしい特徴がところどころに見受けられます。
Bluetoothのバージョンは5.2、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、SPP。そして対応コーデックはSBCとAACです。ラインナップカラーはミッドナイトブラックとデザートグレーの2色を用意。
夏のビーチで使用しても問題なさそうな防塵防水性能と、何より太陽光や室内照明で充電できる点が印象的な「MALIBU」。日本でのメーカー希望小売価格は2万7500円となっています。決して安い価格とは言えませんが、それを補って余りある機能は用意されています。
