メタバース「VRChat」は、有料サブスクリプション(サブスク)を導入しました。ワールドなどの作り手が、収益を得ることを可能にするシステムです。
サブスク機能は、様々なアイテムやギミックと連携可能。特別なアイテムやワールドの「VIP室」、イベントへの独占アクセス権などを登録者に付与できます。
例えば、ゲームワールドで使うオブジェクトの「特別スキン」を、サブスクの特典にすることが可能みたいですね。登録期間は、1ヶ月や3か月、1年などを自由に設定できる模様。
ちなみに、サブスクはゲーム内通貨の「VRChat Credit」を(リアルマネーで)購入して登録する仕組みです。
2023年11月30日現在、同機能はβテストを実施中。12月中に正式リリースを行う予定とのことです。
「VRChat」には、「VRChat Plus」というサブスクが存在しますが、これは「VRChat」本体(運営)とユーザー間の契約。クリエイターの収益にはなりませんでした。
今回の新システムの導入で、アバターやワールドなどを作る人はお金を得ることが容易になった形ですね。
ちなみに、サブスク登録の収益については、50%をクリエイター本人に分配。残りはメタ社やSteamといったプラットフォーム(30%)と、「VRChat」運営(20%)に配分するとのことです。