AYANEOは、携帯型ゲーム機「AYANEO NEXT LITE」を発表しました。299ドルからというx64-64プロセッサ搭載の携帯型ゲーム機の中では比較的安価な価格ながら、「HoloISO」なるOSを搭載します。
AYANEO NEXT LITEに搭載されるHoloISOは、Valveが開発するSteamOSをベースに開発されているもの。SteamOSはそのコードのほとんどが公開されていますが、その一部の公開されていない部分についてオープンソースで開発し、公式とそん色ない体験を実現するためのプロジェクトとなっています。
AYANEO NEXT LITE自体も名前の通りスペックはさほど高くなく、CPUはZen2世代で3年以上前のRyzen 5 4500UもしくはRyzen 7 4800Uを搭載。ディスプレイは7インチで800pとされており、WXGA(1280×800)と推察できます。
コントローラーの配置はXBOXやニンテンドーSwitchと類似のものであり、トラックパッドなどは備えません。もちろん、ジャイロスコープによる操作にも対応。
本体色はブラック、パステルブルー、ホワイトの3色。いずれもポップな色合いで、特にホワイト以外の2色はNintendo Switch Liteを模倣したような配色になっています。
バッテリーは47Wh、最大60Wの充電に対応しています。PCIe 3.0インターフェースを内蔵し、4TBまでの拡張が行えるとアピールしています。
本体価格は299ドル、日本円にしておよそ4万3000円ほど。この価格でハンドヘルドデバイスに最適化されたSteamOSもどきが使えるのなら、2Dの軽量ゲームなどを遊ぶユーザーにとってぴったりかもしれませんね。
OS | HoloISO(SteamOSベース) |
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CPU | Ryzen 5 4500U/7 4800U |
メモリ | 不明 |
容量 | 不明(最大4TBの拡張可能) |
画面 | 7型 800p (1280×800?) |
電池 | 47Wh,60W充電対応 |
インターフェース | USB 3.2 Gen2 Type-C ×2(USB-PD、映像出力対応、10Gbps) 3.5mmイヤホンジャック |
その他 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2 |