京セラは、物流業界における京セラ高耐久スマホを活用したDXを体験できる「Kyocera Mobile World」をVRSNS「VRChat」上に公開すると発表しました。
1月19日(金)〜21日(日)の3日間、一般ユーザー向けにガイド付きツアーイベントを開催します。今回プレス向け先行体験会に参加してきました。
高耐久スマートフォンの新製品3Dモデルを手に持って、実際に活用できます。今回利用できるのは「TORQUE G06」「DuraForce EX」そして国内未発売、北米販売端末の「DuraForce Pro 3」の3機種。
3Dアイテムは、ワールド内のトランシーバー機能、QRコードスキャン機能を利用できます。入庫作業から出庫作業、ラベルスキャンといった倉庫業務をゲーム的に体験可能。
ドローンが運んでくる入荷物のQRコードをスマホでスキャンし、それぞれを格納、棚のバーコードを読んで入荷。そしてスマホのピッキングリストを見て出荷作業。積み上げてプリンターからラベルを印刷、ロットにラベルを貼り付け、出荷するまでが一連の大まかな流れです。完全に倉庫バイト疑似体験ですね。
体験コーナーのほか、DuraForce/TORQUEの実機を紹介する展示コーナーを備えたパビリオンもあり。
電源オフや再起動不要で電池交換できるホットスワップ機能。個人向けにも嬉しい機能ですが、主眼は法人向け。仕事のシフト交替で端末を渡す際、電池残量が少なくなっている場合にも対応でき、円滑な人員交替が可能など、法人からの需要が強い機能だといいます。
DuraForce EXはFeliCaにも対応。意外と法人向けや個人事業主にも需要がある機能だとのこと。宅配業者で着払いで決済を行うといった際にも使えるよう、決済を受ける側の端末(レジ)として使える機能も開発中だそうです。物流小売のスキャン端末の構成を極力簡略化、集約することで管理コストを削減できます。そして端末は電池がへたりますが、これを交換可能とすることで長く使えるので、やはりコスト削減が可能。法人向け端末として良く考えられています。
バイクやボートにも設置可能であることを示す展示も。防水防塵耐衝撃MIL規格や水中撮影対応の機体ならではですね。
TORQUE G06はauで個人購入可能。DuraForce EXは法人向け端末として展開、一部個人での購入も可能。
メタバースのほか、現実の展示会「スマート物流EXPO(東京ビッグサイトで1月24日~26日開催)」にも出展。高耐久スマホの展示も行われます。展示会に足を運ぶ方はぜひ京セラブースもチェックしてみて下さい。
期間:2024年1月19日(金)~21日(日)20:00 ~ 23:00
フロアツアー:ガイド付きツアーを1日3回(20:00、21:00、22:00)開催予定
プラットフォーム:VRChat
ワールド名:Kyocera Mobile World
参加方法: VRChat ID : kyocera1 へJoin(Request Invite送信)
体験内容:物流倉庫における業務体験(高耐久スマートフォンを活用した入荷物のスキャン・検品・IPトランシーバーを使った報告作業など)