楽天モバイルは、プラチナバンド(700MHz帯)の基地局整備について、ノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社が開発した無線機を採用すると発表しました。
小型で軽量、さらに低消費電力を実現するといいます。楽天モバイル傘下の楽天シンフォニーが開発する次世代分散ユニットの仮想化技術で仮想化・Open RANに対応。
こうした恩恵が、新たに置換する1.7GHz帯・700MHz帯対応のアンテナへ、既存の1.7GHz帯用無線機と併設する形で本機を取り付けられること。
また、基地局の運用開始はソフトウェアを更新で可能になるとしています。
楽天モバイルは独自の仮想化ネットワーク技術と既存基地局サイト活用によって、追加工事から運用までの時間を短縮、コスト効率よく基地局を展開できるとしています。
さらに楽天シンフォニーは今後、ノキア社と協業して本機をグローバル展開することを目指すとしています。
プラチナバンドは回折しやすく、屋内や地下での浸透にも優位な特性があります。利用者数とトラフィックの多い都市部から活用することで、高品質な通信環境の実現と顧客満足度の最大化に取り組むとしています。楽天モバイルは700MHz帯の3MHz幅×2を総務省に認可されています。
楽天モバイルは総務省に提出した計画書でのサービス開始日は「令和8年(2026年)」と保守的な数値を記載していますが、早ければ2024年5月にもプラチナバンド利用を開始します。
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