楽天モバイルの「5G Sub6」エリア、最大「1.6倍」に。衛星干渉条件緩和により拡大へ

　楽天モバイル株式会社は、2024年5月から年内を目途に関東地方における楽天回線5G（Sub6）エリアの広さを、2024年1月比で最大1.6倍まで順次拡大することを発表しました。

　これは、共用帯域における衛星通信との干渉調整条件の緩和により、関東地方における既存の5G基地局の電波出力を上げることが可能となったことに伴うもの。本取り組みを通してSub6（3.7GHz帯）の5Gエリアを順次拡充し、高品質な通信サービスを提供するとのことです。

　また、楽天モバイルでは2023年に東海地方や近畿地方でも同様の対策を推進し、東海地方では約1.7倍、近畿地方では約1.1倍の5Gエリア拡大を行うなど、Sub6（3.7GHz帯）の5Gエリア拡大に取り組んでいます。

　楽天モバイルは、2020年9月に5Gサービスの提供を開始し、2023年12月末時点で全47都道府県に合計1万1592局の5G屋外基地局を展開しています。今後も楽天モバイルは、より多くのお客様がさらに快適で利便性の高い通信サービスを利用できるよう取り組んでいくとしています。