IDCは、2024年第1四半期の世界のスマートフォン市場に関するレポートを公開しました。
2023年第4四半期では、13年間シェア1位だったSamsungをAppleが追い抜き、初めてAppleがシェア1位を獲得しましたが、今期はSamsungが王座を奪還した形になります。
しかしGSMArenaによれば、これはSamsungが追い上げたというより、Appleが大きく失速したところが大きいようで、実際Samsungの出荷台数は昨年同期比で0.7%減少している一方で、Appleは同期比で10%近く減少しているとのこと。
市場自体の売り上げが減少しているかと言われればそうではなく、総出荷台数は2億9840万台を記録。これは3四半期連続での増加となっています。
このほか、大きくシェアを伸ばしたのはXiaomiと、日本ではあまりお目にかかれない中国伝音(Transsion)。Xiaomiは前年比33.8%増の4080万台を出荷し、シェア3位を獲得。OPPOを追い抜き4位に浮上した伝音は2850万台を売り上げましたが、これは前年比84.9%と驚異的な数値です。