シャープは、スマートフォンAQUOSの新たなブランドアンバサダーとして、故・松田優作氏の起用を発表しました。
現代に3Dコンピューターグラフィックス、モーションキャプチャー、AIを駆使して復活させるとのこと。妻の松田美由紀氏に監修してもらっているそうです。
松田氏が登場するポスター・グラフィック広告を展開するほか、テレビコマーシャルを、AQUOS R9の発売日である7月12日から8月12日まで放映するとのこと。信念を持った生き方、そしてみんなに流されない強いこだわり、そういった部分をAQUOSのイメージに重ね合わせたといいます。
昭和に活躍した俳優を起用するのは、AQUOS Rシリーズの支持年齢層から……というわけでも必ずしもなく、松田氏の息子も俳優として活躍しており、演技に妥協を許さないが可愛げのある魅力的な人物像から、再ブームとなるきっかけになればと、リバイバルの波を期待してとの意図を小林繁通信事業部本部長は語りました。
AIで故人を蘇らせるというのはなかなか挑戦的。筆者はNHKの「AIでよみがえる美空ひばり」を思い出しました。
ちなみにシャープはAQUOS R6以降、CMに俳優の竹野内豊氏と志尊淳氏を起用していました。