Googleの人工知能(AI)アシスタント「Gemini」が、イヤホンでも使えるようになる可能性が浮上しました。米9to5Googleが伝えています。
同紙によると、Googleアプリの最新ベータ版(15.31)のコード内に、「イヤホンでGeminiと会話する」という文字列が見つかったとのこと。さらに、「新しいAIアシスタントがヘッドホンで利用可能になります」という通知文も確認されたそうです。
これらの情報から、Geminiがワイヤレスイヤホンなどのオーディオ端末に対応する可能性が高まっています。特にBudsという表現が使われていることから、近く登場予定の「Pixel Buds Pro 2」との関連性が指摘されています。
一方で、既存のGoogleアシスタント対応ヘッドホンがGeminiに対応するのか、新機種限定になるのかどうかは不明です。
また、同じアップデートでは「Geminiはタブレットの新しいAIアシスタントです。新しい方法で学習したり、イベントを計画したり、お礼状を書いたりするのに役立ちます」という文言も発見されました。
ちなみにGoogleは以前、今年の夏にPixel Tablet向けにGeminiを提供すると発表しています。Geminiは現在、ウェブとスマートフォンで利用可能ですが、今後さまざまなデバイスに拡大していく見込みです。