OnePlusは、Snapdragon 8 Gen 3を搭載するハイエンドタブレット「OnePlus Pad 2」を発表しました。7月末から8月頭にかけて、欧米での販売を開始しています。
OnePlus Pad 2は、現状ほぼ最高峰のAndroid向けSoCであるSnapdragon 8 Gen 3を採用。最大3.3GHzのクロック速度や、強化されたAI性能によってさまざまな作業をサポートするとアピールします。メモリは12GB、ストレージは256GBを用意。現状Android向けのクリエイティブなアプリはさほど多くないとはいえ、ハイエンドタブレットであればストレージ容量はもう少し潤沢に用意してほしいところです。
ディスプレイは12.1インチの液晶で、解像度は2120×3000。ppiは301とタブレットとしては非常に高精細な部類に入り、画素密度だけでいえばiPad Proを凌駕します。アスペクト比は白銀比(7:5)で、一般的なAndroidタブレットよりもiPadのアスペクト比に近めです。
リフレッシュレートは144Hzに対応し、周囲が明るい状況での最大輝度(HBM)は900nitとなっています。
カメラについては最低限。背面カメラが1300万画素、インカメラが800万画素となっています。インカメラは横持ち時に上に来るような配置であるほか、タブレットでは非常に珍しく、本体背面の中央上部にカメラバンプが配置されています。置いた際にガタつきそうなところではありますが。
バッテリー容量は9510mAh。67Wの急速充電に対応しており、タブレットの巨大なバッテリーを素早く充電することができます。
スピーカーは6基。「圧倒的全方位オーディオ」を謳い、ゲームに深く没入できると主張しています。
タブレットに最適化された便利機能も多数搭載。画面分割はもちろん、画面を3つのアプリに分割し、一時的に2つのアプリを隅に追いやることも可能。メモ取りやレポートの作成などで重宝しそうです。
また、AIブームにもしっかり乗っかっており、AIによる文字起こしや長い文章の要約、文章の作成などが行えるとしています。
オプションとして、1万6000段階の筆圧検知に対応したスタイラスペンの「OnePlus Stylo 2」や、本体側カバーから取り外すことのできるケース一体型キーボードの「OnePlus Smart keyboard」を用意しています。
本体色はグレーのみ。本体の厚みは6.49mmで、重量は584g。価格は550ドル/550ユーロで、日本円にして7万8000円ほど。先述の通り、欧州やアメリカ、インドなどで販売を開始しています。
OS | OxygenOS 14.1 (Android ベース) |
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SoC | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 |
メモリ | 12GB |
容量 | 256GB |
画面 | LCD 12.1型 3000×2120 最大144Hzリフレッシュレート |
カメラ | 1300万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
電池 | 9510mAh 67W SUPERVOOC |
寸法 | 268.66×195.06×6.49mm 584g |
その他 |