Motorolaから「Motorola Edge 50 Neo」が海外発表されました。6.36型と比較的小型ながら高解像度なLTPO有機ELディスプレイを搭載。Dimensity 7300のSoC、IP68の防水防塵対応、望遠カメラ搭載などが特徴となっています。
背面はMotorola Edge 50やEdge 50 Proと共通して、左上の3眼カメラ部分がせり出したデザイン。ヴィーガンレザーでPANTONE監修のレッド/ベージュ/ブラック/ブルーの4色が用意されており、側面も同じ色で塗装されています。
画面サイズは6.36型と小型で、横幅は71.2mmとiPhone 15に近い値に。小さめながら1220pの高解像度の有機ELフラットディスプレイを搭載しています。
3000nitのピーク輝度や1-120HzのLTPO可変リフレッシュレートと、フラグシップに近い仕様です。また、IP68の防水・防塵試験とMIL-STD 810Hの過酷な環境条件のテストをクリアした頑丈な筐体仕様となっています。
SoCにはMediaTek製のDimensity 7300を搭載。TSMC 4nm製造による省電力で、Antutu ベンチマークv10 約65万点のミドルクラスの性能をしています。
背面カメラはedge 50と同様の仕様で、広角カメラにはSONYのイメージセンサーブランドであるLYTIAの1/1.56型センサー「LYT-700C」を搭載。さらにミドルクラスながら光学手振れ補正つきの光学3倍望遠カメラとマクロ撮影対応の超広角カメラを有しています。
edge 50 Proで登場した「moto AI」によるシーンに合わせた画像処理を引き継ぎ、全てのレンズで豊かな色、詳細をキャプチャできるとのこと。動画撮影の手振れ補正もAIにより強化されています。
そのほか、68Wの急速充電やPCとのファイル共有機能、インカメラをPCのwebカメラとして共有する機能などに対応。
価格は499€(約8.1万円)から。ヨーロッパ市場から販売を開始し、アジアを含む広い市場で数か月のうちに展開していく模様です。
比較的コンパクトで防水防塵対応、充実したカメラ機能など日本人に好まれそうなスペックをしているのでぜひ日本市場に投入してほしいところです。スペック表は以下の通り。
OS | Android 14 |
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SoC | MediaTek Dimensity 7300 |
メモリ | 8GB/12GB LPDDR4X |
容量 | 256/512GB UFS 2.2 |
画面 | 6.36型 Super HD(2670×1264) 460ppi pOLED LTPO 1-120Hz可変リフレッシュレート ピーク輝度:3000nit |
カメラ | 広角(24mm):5000万画素 1/1.56型 1.0μm LYT-700C f/1.8 OIS 超広角(13mm):1300万画素 1/3型 1.12μm f/2.2 マクロ対応 光学3倍望遠(73mm):1000万画素 1/3.94型 1.0μm f/2.0 OIS |
インカメラ | 3200万画素 1/3.2型 0.7μm f/2.4 |
電池 | 4310mAh 68W急速充電 15Wワイヤレス充電 |
寸法 | 154.1×71.2×8.1mm,171g |
カラー | レッド/ベージュ/ブラック/ブルー |
その他 | 画面内指紋認証 ステレオスピーカー IP68 防水防塵 MIL-STD 810H USB 2.0 |