もはや戦闘力インフレ?
vivoがまもなく発表見込みの旗艦スマホシリーズであるvivo X200シリーズについて、一部モデルでは10月9日に登場予定のDimensity 9400を搭載すると伝えられていますが、その性能があまりに驚異的なものになっているようです。Phone Arenaが伝えています。
vivo幹部が中国のSNSであるWeiboに投稿した内容によれば、Dimensity 9400を搭載するvivo X200 ProのAnTuTuベンチマークスコアは驚異の300万7853点をマークしたとのこと。これはAnTuTuベンチマークスコアで300万点を突破した初のスマートフォンとなるとのこと。
Android向けSoCとしては現時点で最高性能を誇るSnapdragon 8 Gen 3 Leading VersionやDimensity 9300+ですら、物理ファンを活用したとしてもその最大スコアはせいぜい210万点強。vivo Xシリーズは物理ファンを搭載するようなゲーミングスマホでは全くなく、そんなスマホがここまでの点数をマークするのは、もはや異常です。
以下はREDMAGIC 9 ProのAnTuTuベンチマークスコア。本来であればゲーミングスマホとvivo Xシリーズの端末を比べるというのはおかしな話ですが、旧機種有利なこの比較ですらCPUスコアが1.35倍、GPUスコアも1.44倍、操作の快適性を示すUXスコアでも1.48倍をマークしています。
Dimensity 9400の強力さばかりが伝わってきますが、Snapdragon 8シリーズの次期チップにも期待が持てます。
現時点ではAnTuTuベンチマークスコアはリークされていないものの、Geekbench 6スコアではDimensity 9400のシングルコア2889ポイント/マルチコア8833ポイントを上回り、シングルコア3236ポイント/マルチコア1万49ポイントを記録したとする情報があります。
ここまで性能が上がってしまうと、2024年以前のスマホと2025年以降のスマホで、まるきり楽しめるコンテンツの品質が変わるブレイクスルーが起きそうでしょうか?今後の情報が楽しみですね。