Xiaomiはグローバル市場向けに、エントリークラススマートフォン「Redmi 14C」を発表しました。
搭載するSoCはHelio G81-Ultra。先代Redmi 13CはHelio G85を搭載しており、常人の感覚では性能は悪化していそうなものですが、GSMArenaによればHelio G81-UltraはHelio G80をベースとした機種であるようで、そもそもHelio G80とG85の性能差は仕様を読んだところGPUクロックのみ。スペック差はないか、あっても感じられない程度になるかもしれません。メモリは4GB/6GB/8GB、ストレージは128GB/256GBから選択可能。
Redmi 14Cは、Redmiシリーズ初を謳う6.88インチの液晶ディスプレイを搭載しているとアピール。少し大柄ですが、解像度は1640 x 720と粗め。一方でリフレッシュレートは最大120Hzに対応しています。
カメラは、5000万画素のメインカメラと解像度不明の補助レンズの「AIデュアルカメラ」を謳います。Xiaomi Imaging Engineにより、画質と速度が最適化され、あらゆる瞬間を鮮やかに捉えることができるとアピール。インカメラは1300万画素。
特徴的なのはカメラデザイン。XiaomiやOPPO、vivoなどのカメラが強力なフラッグシップスマートフォンでよく見るようになった巨大な円形カメラバンプを採用し、自らが産んだトレンドによってつくった高級感を廉価機種に与える、高級感の再生産を行っています。
バッテリー容量は5160mAh。日本でも販売されたRedmi 12Cはこのご時世にmicroUSBポートを採用していたことで話題になりましたが、Redmi 14CはしっかりUSB Type-Cポートを搭載、18Wの急速充電に対応しています。
本体色はミッドナイトブラック、セージグリーン、ドリーミーパープル、スターリーブルーの4色展開です。
チェコでの販売価格はメモリ4GB/ストレージ128GBモデルが2999チェコ・コルナで、日本円にして1万9000円ほど。少し高いですが、これは欧州の高い付加価値税などが影響していそうですね。
日本でも投入されるのかどうか気になるところですね。
OS | Xiaomi HyperOS |
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SoC | MediaTek Helio G81-Ultra |
メモリ | 4/6/8GB |
容量 | 128/256GB |
画面 | 液晶 6.88型 1640×720 最大120リフレッシュレート |
カメラ | 5000万画素メイン+補助レンズ |
インカメラ | 1300万画素 |
電池 | 5160mAh 18W急速充電 |
寸法 | 171.88×77.8×8.22mm 204/207/211g |
5G | 非対応 |
LTE | 1/3/5/7/8/20/28, 38/40/41 |
3G | 1/5/8 |
その他 | イヤホンジャック搭載、指紋認証、NFC、デュアルSIM |