新型コロナの影響は大きかったですね。在宅勤務、WEB会議が当たり前となり、社会における「勤務のあり方」が大幅に変革を迫られました。
コロナ自粛が明けても、出社だけではなく在宅勤務・遠隔勤務も併用する混合勤務の働き方をする人も少なくありません。
そんな昨今の情勢に先駆けて、すでに20年前からモバイルワークを提唱してきた存在があります。それがPCブランドVAIO、現VAIO株式会社です。
仕事のメインはデスクではなく、どこでも仕事ができる「シン・モバイルワークの時代」が来ているといいます。
そんな新時代にふさわしいノートPCとしてつくったのが「VAIO SX14-R」(11月8日発売)だそうです。
「シン・モバイル」を実現する重要な要素として、軽さ、堅牢さ、WEB会議のやりやすさ、長時間利用があります。VAIO SX14-Rはこれらの要素を強化しているのだそうです。
というわけで、今回、VAIO SX14-Rをお借りして試してみました。色はVAIOらしい歴史と伝統のある縁起色「勝色特別仕様(数量限定)」です。
オプションとして選択可能な「隠し刻印キーボード」が格好良いです。キートップのプリントはなく、無刻印に見えますが、よく見るとキー印字が彫り込まれているという凝ったデザインです。キーの視認性は下がりますが、普段ブラインドタッチでキーボードを入力するユーザーには問題なく利用でき、ちょっとカッコいいという嬉しいポイント。
ディスプレイは180度開きます。対面でプレゼンテーションで使いやすいです。
地味に嬉しい仕様としては、左右にUSB-Cポートを搭載しています。充電する際に、充電ケーブルの位置を気にする必要がなくなりますね。USBポートから外部モニターに出力する際にも、USB充電しながら出力ができます。
5G通信機能に対応。SIMスロット内蔵です。
ちなみ色展開は、ディープエメラルド、アーバンブロンズ、ファインブラック、ブライトシルバー、そしてALL BLACK EDITIONもありますよ。
VAIO SX14-Rは、最軽量構成約948gとなっています。1kgを切る重量は嬉しいですね。ただしあくまで「最軽量構成」の話。どのようなオプションを選ぶかによって変わってきます。
VAIO SX14-Rの仕様は、プロセッサーはインテルCore Ultra 7 155 / Ultra 5 125H、OSはWindows 11 Pro/Home、メモリ16GB~64GB、ストレージ256GB~2TB。モバイル通信として5G/4G搭載モデルもある、こんな具合に利用者のニーズによって選べるのが嬉しいんですよね。
たとえば電池容量も選択可能で、今回筆者がお借りしたのは大容量バッテリーモデル。やっぱ長く使えるほうが頼もしいですよね。
ディスプレイは14型。発色もよく見やすくなっています。
画面縦横比は16:10で使いやすい仕様です。純正モバイルディスプレイVAIO Vision+と連携しやすくなっています。
筐体のデザインも持ちやすく工夫されており、新設計熱可塑性カーボンが軽量で堅牢になっており、安心して持ち歩けると感じました。優れたデザインやカーボンにる軽量と頑丈さの両立など、VAIOならではの魅力は継承していますので、VIAOファンにおすすめしたいモデルになっています。
さて、オンライン会議するため充実した便利な機能は、いつでもどこでも会議できるじゃん!と唸ること間違いなし。
まず、AIノイズキャンセリング機能によりマイクの集音範囲を「プライベート」や「プライバシー」、「会議」といった場面に応じて変更可能です。設定変更を行う「オンライン会話モード」は、キーボードより起動が可能です。下の写真では無刻印のため、見にくいですが、キーボード上部のファンクションキーの中に、「オンライン会話モード」のキーがあります。
- プライバシーモード:マイクの集音範囲を左右+20°程度、カメラ画角も最適化
- プライベートモード:マイクの集音範囲を左右+45°程度、カメラ画角も最適化
- 会議室モード:6~8人ほどの会議で遠くの人の声を聴こえやすく調整
- 標準モード:360°音声以外のノイズを軽減
さらに、WEB会議で便利な機能として、「小声モード」(小声でも聴こえやすく増幅)、「反響抑制」(会議室などの壁で反響する音を抑制して聴こえやすい機能)、「スピーカー機能強化」(スピーカーBOXの容量アップして聞こえやすい)があります。
実際にWEB会議で試したところ、環境ノイズの多い場所で話したのですが、先方にはクリアに聞こえて、ノイズは全く聞こえなかったそうです。凄いマイク機能です。
また、カメラは物理的に隠すスイッチを搭載していますが、「VAIO設定」→「カメラ」の設定画面よりデジタルシャットダウンも可能です。さらに、一時停止やプライバシーフレーミングといった機能でセキュリティ・プライバシーをより確実に保護。うーん、かなり揃ってますね。
このほか独自機能としては、節電機能として、画面を見ていないと画面輝度を下げるノールック節電や、VAIO独自チューニングで節電機能、いたわり充電モードを搭載しています。VAIO TruePerformanceで電源と放熱能力を強化しています。
スマホでも定番になりつつあるいたわり充電、実はモバイルPCの方が先んじて実装してきた機能だったりします。VAIO SX14-Rでは、80%か90%から選べますよ。
お借りした大容量バッテリー搭載モデルに関しては、標準バッテリーと比較して容量が約37%アップしています。充電アダプターは、新開発Type-Cアダプターで、プラグ収納か可能で小型化。65W出力で、1時間で約65%急速充電が可能です。
VAIOは歴代愛用してきましたが、今回のVAIO SX14-Rは、単にPCとしての性能アップだけでなく、WEB会議などの時代のニーズに合わせて進化しています。VAIOらしさを継続しつつ、使いやすさがアップしているVAIO SX14-Rは、VAIOファンだけでなく、他社のPCユーザーにもおすすめできるモデルです。
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