Xiaomi Japanは、期間限定店舗「Xiaomi POP-UP Store」の閉店を告知しました。
閉店に合わせたセールを10月26日(土)から開催中で、セールの終了は閉店の11月4日(月)。60製品以上が割引価格になるとしています。
同店舗は東京都渋谷のPARCOに開設。好評につき延長していましたが、それもついに終了となります。
これでXiaomiの実店舗は終わりかというと、おそらくそんなことはないでしょう。Xiaomiは炊飯器からテレビ、各種スマート家電まで幅広く日本に投入。その動きは明らかに実店舗の展開を本格化させる布陣だからです。
Xiaomiは2019年の日本進出直後、炊飯器やスーツケースなどを一挙発表。「Xiaomi幹部が日本で2020年に実店舗開設と発言した」との報道も出るなど、日本に家電メーカーとして展開する予定だったと思います。しかしコロナ禍や、その後の停滞を受けて、得意分野であるスマートフォンに集中して機を伺ってきました。
昨今ではキャリアでの取り扱いも増え、出荷台数も増加。スマートテレビをauショップで販売、ハイエンドフラッグシップXiaomi 14 UltraをLeica付きで日本投入など、凄まじい勢いを誇っています。
今年に入ってスーツケースも炊飯器も新たに出していますが、いよいよ悲願達成なるのでしょうか。
閉店というとちょっと寂しいですが、決して終わりではなく、遠くない未来の常設店舗開設までのカウントダウンとして期待してみても良いのではないでしょうか。