シャオミ日本上陸ッ!初陣飾る1億800万画素5眼「Mi Note 10」から日本人と開発の炊飯器まで発表会レポ すまほん!!

 中国メーカーXiaomi(シャオミ)が12月9日、東京都内にて記者発表会を開催。日本市場へスマートフォンやウェアラブル製品などを投入すると発表しました。

 特に注目のスマートフォン「Mi Note 10」シリーズは、2019年12月9日より予約受付を開始。発売日は、Mi Note 10は12月16日、Mi Note 10 Proは12月23日。

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今回上陸するXiaomiとは?

(Xiaomi 東アジア担当ゼネラルマネージャー Steven Wang氏)

 今回のプレゼンをするのは東アジア担当ゼネラルマネージャーのSteven Wang氏。これまでの経歴は、OnePlus Global設立の中心としてCEOを直接補佐しインド事業指揮、そしてXiaomiマーケティングチームの新規市場展開指揮など。20以上の市場でブランド立ち上げを支援してきた、新規市場開拓のプロとも言える人物。まさに日本市場発表会のプレゼンターに相応しいですね。

 以下、同氏によるXiaomiや新製品についての解説です。

急成長遂げる

 2010年4月に設立された中国のスマートフォンメーカー。スマホでは世界第4位。2018年7月には香港証券取引所メインボード上場。現在はスマホを中核とするIoT接続家電のメーカーで、世界90以上の国と地域で展開。

 スマホとノートPC除くスマートデバイスでは2億1300万台以上がIoTプラットフォームに接続されているとのこと。設立9年の若い会社ですが、様々なメーカーに出資する仕組み「Xiaomi Ecosystem」により、エコシステム企業は280社以上、エコシステムとIoT製品は2000製品以上と充実。(以前取材した「Roborock」「Yeelink」「Smartmi」といったスマート家電の企業もこのエコシステムの参加企業です)

Xiaomi製品「イノベーション、デザイン、品質、適正価格」

 Xiaomiにとって重要な要素がイノベーション、デザイン、品質、適正価格の4つであるといいます。

 まずイノベーションの例として、スライド5G端末「Mi MIX 3」や、前後画面で囲まれたスマホ「Mi MIX Alpha」を今年発表したことを紹介。

 デザイン面では、世界400以上のインダストリアルデザイン賞を受賞。Mi MIXシリーズで世界的デザイナーPhilippe Starck氏を起用するなど製品デザインにも力を入れ、欧州の美術館で製品が展示。日本のグッドデザイン賞は「シンプルな白基調で統一されたデザイン言語により一見してすぐわかる『Mi Lookがある』」とXiaomi製品を褒めたのだとか。

 また、品質は商品の柱である、品質が低ければ消費者は二度と戻ってきてくれないと雷軍CEOも認識、様々なシチュエーションを想定しテストを行っていることをアピール。

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 そして適正価格。ハードウェアでの利益5%のみ。驚異的な数字です。ユーザーに原価に近い価格で製品提供しているといいます。

初陣を飾る「Xiaomi Mi Note 10」!

 今回投入されるのは、スマートフォン「Mi Note 10」シリーズ。まずはその最大の特徴であるカメラから。

日本の研究所で開発したカメラで「撮影の新時代を定義」!

 世界9箇所のカメラ研究拠点。9番目の拠点である日本のR&D拠点にて開発したカメラを初めて搭載する製品がMi Note 10とのこと。

 世界初となる1億800万画素含む5眼カメラ。構成は以下の通り。デュアルフラッシュライトも備えます。

 Mi Note 10は7Pレンズ、Mi Note 10 Proは8Pレンズを採用します。1億800万画素カメラは市場で最大のセンサーサイズとのこと。

 1億800万画素を活かして、クロッピングにより、1枚の静止画から多くのストーリーを語ることができるといいます。

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 また、4つのピクセルを1つとして扱うことで、2700万画素相当で撮影、さらにデュアル光学手ブレ補正も備えることで、低照度でも撮影ができるとしています。

 夜景モードはソフトウェア処理によるナイトモード2.0対応。RAWで複数枚撮影して合成。失われたディテールを描きます。実際にWang氏が撮影した作例も。

 超広角で0.6倍から、望遠で50倍まで、シームレスに切り替えます。

 ポートレート撮影に適した焦点距離。

 マクロレンズにより接写が可能。さらにマクロでの動画撮影も可能。

 ShootSteadyによる強力なAI手ブレ補正も備えているほか、プロの映像クリエイターが撮影したような動画を簡単に作れるVlogモードも対応します。(Vlogモード、なかなか面白いので、実機で色々作っていく予定です。作例をしばしお待ちを)

 フロントカメラは3200万画素。「手のひらシャッター」にも対応。手のひらをかざすだけで3秒後にシャッターがおりるので自撮りがしやすいというわけ。

 女子向けのAIビューティー機能やパノラマによるグルーフィー機能「パノラマセルフィー」に対応。

筐体

 88%薄型の指紋認証センサーを採用。筐体は前後ともにガラス。人間工学に基づいた快適なグリップを誇るといいます。ホワイトは夕焼けの空のように独特の光の反射により表情を変えます。ちなみに実機のデバイス情報を確認すると、国際版と同じくM1910F4Gの型番と技適マークを確認できました。

MIUI 11

 世界のユーザーに支持されるソフトウェアスキン「MIUI」。その最新バージョンが、Mi Note 10にも搭載される「MIUI 11」です。

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 有機ELならではのダークモードや通知などをサポート。HPやCanonなど2000以上のプリンターにMIUIが対応するので、各プリンターごとのアプリを別個にたくさん入れる必要なし。

 アラームは曜日ごとに、通知の音も朝なら鳥の鳴き声、夜なら虫の鳴き声といった具合に、心地よい音に変えられます。

 通知を抑えてゲームに集中する流行のゲーミング機能も備えます。

スペック

 5260mAh大容量バッテリーを搭載。使い方次第ですが2日以上持続のバッテリー。そして65分で100%充電完了する急速充電に対応し、このための急速充電器がパッケージに同梱。赤外線による家電リモコンやハイレゾオーディオにも対応。以下スペック表。

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OS MIUI 11 Based on Android 9.0 Pie
Google Play
CPU Snapdragon 730G
メモリ 6 GB(Mi Note 10 Proは8GB)
容量 128 GB (Mi Note 10 Proは256GB)
画面 6.47型 Arc AMOLED
1080 x 2340ピクセル
アスペクト比19.5:9
カメラ 500万画素 (望遠)
1200万画素(望遠)
1億800万画素(広角)7Pレンズ(プロは8P)
2000万画素(超広角)
200万画素(マクロ撮影専用)
インカメラ 32MP
電池 5260mAh
寸法 157.8 x 74.2 x 9.7 mm, 208g
その他 急速充電30W、画面内指紋認証

 競合他社のスペック比較ではSony Xperia 5、Apple iPhone 11 Pro Max、Samsung Galaxy Note10+を挙げました。

発売日と価格

 2019年12月9日より予約受付を開始。販路はAmazon.co.jp。価格はおよそ5万円台~7万円。発売日は、Mi Note 10は12月16日、Mi Note 10 Proは12月23日。カラーバリエーションはオーロラグリーン 、グレイシャーホワイト、ミッドナイトブラック。

スマホ以外も!ウェアラブルから炊飯器まで

Mi スマートバンド4

 日本語対応のMiスマートバンド4が登場。価格はなんと税別3490円。Amazonにて12月23日出荷開始。現在予約受付中。

 太陽光下でもみえる0.95インチ(解像度240×120)のAMOLEDディスプレイを搭載。対応OSはAndroidとiOS。着信、メール、LINEなどの通知を表示できます。

 バッテリー持続は最大20日。1回の充電で約3週間。あまりに電池が持ちすぎて「充電器どこだっけ?」になるとも。

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 重量わずか22.1g。5気圧防水により雨、手洗い、シャワー、水泳にも耐えるとのこと。なお、特に水泳は水平移動で往復も多いのでトラッキングは難しいとのことですが、本機はそれをも実現。サイクリングやエクササイズといったフィットネス用途の頼もしい見方に。心拍や睡眠などデータはMi Fitアプリから閲覧可能。

Mi パワーバンク 3

 最大18Wで2つのデバイスを同時に充電可能なMiパワーバンク3。容量は10000mAh。デュアル入力ポート、デュアル出力ポートを備えます。価格は税別1899円。

Mi IH 炊飯器

 何気に注目のIoT家電。かつて三洋電機で炊飯器を開発しヒットさせた開発者内藤毅さんと、共同開発したMi IH 炊飯器。

 コストは掛かるが3mmの内釜を採用。内釜にはPFAコーティングで焦げ付きを防止。誘導加熱技術により均一な熱分布を実現、コストを掛けただけの価値はあるとのこと。

 Mi Homeアプリに対応し遠隔制御できます。オフィスを出て、帰宅までに家でご飯が炊きあがっているということも可能。アルゴリズムで好みの米の柔らかさの最適化にも対応。

 価格は税別9999円。充実した仕様の割にはめちゃくちゃ安い……!

Xiaomiスーツケース

 旅行用スーツケース。航空級アルミニウムマグネシウム合金シェルを採用。開閉はTSA認証のデュアルロック。

 競合のRIMOWA ORIGINAL Cabinが11万8000円、Samsoniteインターセクトが6万7千円、対してXiaomiメタルキャリーオンスーツケースは、なんと税別1万7900円。激安。

 そんなに安くて大丈夫なのか?と心配になるところですが、耐久性は非常に高いようです。

保証サービス

 本日発表された製品を日本でXiaomi公認チャネルから購入したユーザーは、service.jp@xiaomi.comを通してXiaomi公認サービスセンターにて保証交換サービスを受けることが可能とのこと。サービスセンターの時間は平日10時から18時まで。

質疑応答

すまほん!!:このタイミングの本格参入の理由は?

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Steven Wang氏:日本市場は新技術を受け入れる顧客のいる良い市場であり、時期も今が一番。来年は5Gがある。価値に見合った商品で大きな変化をもたらす。

日経:IoT家電の投入プランは?

Wang:他市場とは異なるローカライズが必要。徐々に様々な製品を展開。

WSJ:スマホ5~6万台は安いが、SIMフリー相場ではやや高い印象。想定ユーザー層と目指すシェアは?

Wang:来年出てくるであろう他社製品に先駆けた次世代の製品(五眼カメラ)で、まずは日本にXiaomiブランドを広く知らせる。

フリーランス山本:キャリア採用状況と、リアル店舗は?

Wang:SIMフリーで販売。3キャリアのSIMを挿して使える。リアル店舗はXiaomiの戦略の要だが今回特に発表するものはない。

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