Googleがどうやら再びハイエンドノートPCを開発していることが、Google社内からのタレコミによって明らかになりました。Android Headlinesが伝えています。
Googleはかつて、ChromeOSを搭載する「Pixelbook」やその後継機種に当たる「Pixel Slate」を販売していましたが、2019年の「PixelBook Go」以来、新規機種が一切登場していませんでした。
Android Headlinesが内部情報筋から得た情報によれば、このプロジェクトはすでにゴーサインが出ており、専任チームを立ち上げて開発を進めているとのこと。同紙はこれによって開発が迅速に始まるはずであると述べています。
このデバイスの内部コードネームは「Snowy」で、MacBook ProやDell XPS、Surface Laptopといった高級機種と比較されるような機種を想定しているとのこと。当然ながら質感や価格もこれらと競合するようなレベルまで高められることが考えられます。
OSはChrome OSが搭載される可能性が非常に高いものの、現時点では100%確定というわけではないようです。これは先日Android Authorityが伝えた「AndroidにChromeOSで出来る機能を実装し、ChromeOS搭載端末をAndroidに置き換える」という話に関連して、Androidを搭載するという可能性もあるためとのこと。
一方で残る不安は価格面。PixelスマホもPixel 6シリーズ登場時はある程度のコスパの良さを武器にシェアを伸ばしましたが、Pixel 9シリーズは40%引きという破格の値引きも行っており、いろいろと察するところもあります。
Googleが初めてPixelブランドを冠して発表したChromebookであるChromebook Pixelは、Chromebookシリーズのハイエンドモデルに位置し、1300ドルという価格ながらCore i5-3427U/4GBメモリに32GB/64GBストレージという割高デバイスだったため、いわばその系譜を継ぐ今回のデバイスも、ほどほどの値段で収まってほしいところです。