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Nubia Z70 Ultra登場!パンチ穴なし画面占有率95.3%、カメラシャッターボタンとSnapdragon 8 Elite搭載

 ZTE傘下のnubiaは、フラッグシップスマホ「nubia Z70 Ultra」を発表しました。先代モデルからデザイン自体は続投しているものの、ZTEが得意とする画面下カメラによって、「真のフルスクリーン」を実現しているとアピールします。

 nubia Z70 Ultraの発表に際して、ZTEの端末部門の幹部が「旗艦チップのSnapdragon 8 Eliteの高い価格を口実にして、他のスペックを下げた偽フラッグシップスマホを出すメーカーが予想外に多いが、老舗のZTEはそんな退屈な製品は作らない(意訳)」と発言しているようで、かなり期待が持てる端末になっています。

ディスプレイ

 なんて言っても最大の魅力がディスプレイ。中国のディスプレイメーカーBOEとの協業により、正面からデバイスを見た際にどれだけディスプレイが占めているかを表す画面占有率が驚異の95.3%を達成したことをアピールしています。

 ディスプレイは6.85インチと多少大柄。画面占有率は画面サイズが大きいほど上げやすい(大型テレビを想像すると分かりやすい)という点を差し引いても、この数値はほかの端末に比べて大きく抜きんでています。

 またディスプレイの解像度も高く、解像度は1.5K(2688×1216)を達成。これによって画素密度430ppiを実現しています。画面下カメラは構造上ディスプレイの解像度を上げづらいという難点が存在しており、Galaxy Z Fold6では370ppi、ZTEの旧世代の機種では400ppi止まりとなっていましたが、カメラの改良か解像度の向上に成功しています。

 ベゼルの狭さも素晴らしく、その厚みは1.25mm。スクリーンの幅を縮小する圧縮配線技術を使用しているとアピールしています。これぞ近未来のスマホ、という感じで素晴らしいですね。リフレッシュレートは144Hz、ピーク輝度は2000nitとなっています。

パフォーマンス

 nubia Z70 UltraのSoCはSnapdragon 8 Elite。Androidスマートフォンとしては現状最高峰の性能を叩き出します。その性能については度々触れてきていますのでここでは省略します。メモリは12GB、16GB、24GBを用意し、ストレージは256/512GBに1TBを用意します。

 またAIを活用した最適化システムによって、アプリケーションの起動速度が50%、システムの快適性(?)が25%向上しているとアピールします。

カメラ

 カメラデザインは円形カメラバンプの流行に乗らず、先代モデルに似た意匠を採用していますが、メインカメラの配置が逆転しています。カメラは35mm広角+13mm超広角+85mm望遠の3眼構成となっています。

 35mmという構成が業界初だとする広角は5000万画素のIMX906を採用し、OISに対応。さらにF1.59からF4.0までの可変絞りに対応。羽根を動かすことで光が入る量や被写界深度を制御することが可能となり、撮影の幅が広がります。このほか、超広角は5000万画素のOV50D、望遠は6400万画素のOV64Bを採用。いずれもOISに対応しています。

 画面下カメラの解像度は1600万画素。第7世代の画面下カメラ技術を採用したことによって、自撮り画像がより鮮明になったとアピールしています。

 またシャッターキーも搭載しています。Xperiaと同様に半押しと全押しに対応しており、長押ししてカメラを起動した後は半押しで焦点を合わせることもできるようになっています。

その他ハードウェア

 バッテリー容量は最近のスマートフォンとしては比較的大容量な6150mAh。80Wの急速充電に対応していますが、満充電にかかる時間については公表されていませんでした。

 本体はIP68およびIP69等級の防水防塵に対応。IP69(IP69K)はIP68よりも過酷な環境における耐水性のテストで、全方位から高圧高温なスチームジェットを浴びせられるものです。

 シャッターキーはゲーム時のトリガーとしても利用できるようで、業界初の2段階に押し込めるキーであるとアピールします。とはいえ、あくまでそのキーは片方にしかないわけなので、使いどころは多少限定されてしまいそうです。

ソフトウェア

 プリインストールOSには、「Nebula AIOS」を搭載。特筆すべきは「Future Mode」で、これを有効にすると画面上には時計しか表示されないようになります。通知が届くとバブル形式で表示され、音声会話によってアクションを起こせるようで、これによって中断なく作業が行えるとしています。いわばデジタルデトックスのようなものなのでしょうか?

 さらに「AIタイムカプセル」機能をアピール。誕生日や旅程、様々なものを記録しておくことができ、それらを保護管理できるとのこと。

 このほか、カメラ撮影も音声によってパラメータを調整することができるようです。その他AI翻訳や画像検索などオーソドックスなAI機能も備えています。

価格

 本体色はブラックにゴールド、そして先代モデルで用意されていた星月夜限定版に似た「星空典藏版」の3色。価格はメモリ12GB/ストレージ256GBのモデルで4599元、日本円にして9万8000円からとなっています。

 星空典藏版は一部構成にのみ用意されており、16GB/512GBモデルの価格は5499元(11万7000円)からとなっています。

 なお、すでにグローバル版の発表も予告済み。日本時間の11月26日午後9時に発表予定となっています。

スペック表

OS Nebula AIOS(Androidベース)
SoC Snapdragon 8 Elite
メモリ 12/16/24GB
容量 256GB/512GB/1TB
画面 AMOLED 6.85型 20:9 1.5K
最大144Hzリフレッシュレート
カメラ 5000万画素メイン+5000万画素超広角+6400万画素望遠
インカメラ 1600万画素
電池 6150mAh 80W有線充電

寸法 不明
その他 IP68/IP69防水防塵、Wi-Fi 7、USB Type-C 3.2 Gen 1、デュアルスピーカー、AI搭載
情報元ZTEIT之家
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