厚くなーい!
realmeは、中国市場においてハイクラススマートフォンの「realme Neo7」を発表しました。realme GT Neo6の後継機種であり、今世代からNeoシリーズとして独立した形となります。発売日は中国で12月16日、価格は2199元(4万6000円)から。
realme Neo7はSoCにMediaTek Dimensity 9300+を搭載。型落ちのチップではありますが、AnTuTuベンチマークスコアは240万点を記録する(大本営発表)など、現時点のゲームでは困らない高い性能が魅力的。メモリは12GB・16GBから選択でき、ストレージは256GB/512GBに1TBを用意しています。
ディスプレイは6.78インチの有機ELで、解像度はFHDよりも少し高精細な2780×1264ピクセル。1-120Hzの可変リフレッシュレートに対応しています。画面のすべてを白く発光させた際の明るさである全白輝度は1600nit、局所的なピーク輝度は6000nitを記録するようです。
背面カメラは光学式手ブレ補正(OIS)を備えた5000万画素のメインカメラ(IMX882)と、800万画素の超広角カメラの2眼構成。コスパ追求端末らしい割り切ったスペックです。インカメラは1600万画素。
驚異的なのがバッテリー。なんと7000mAhの巨大なバッテリーを搭載しているようで、3日間充電なしでの使用に耐えうるとしています。80Wの急速充電に対応し、5年間使ってもバッテリー容量は当初の80%以上をアピールします。
これだけバッテリー容量が大きければその分重たく分厚くなりそうですが、重量は213g、厚みは8.56mmとのこと。……重くないと言えばウソになる微妙なラインですね。6.78インチと少し大柄なスマホとしてみれば、まあ許容範囲ではあります。6.7インチのPixel 6 Proが210gだったので、同じ重量で2000mAhも多いと考えれば、かなり良いのではないでしょうか?
このほか、最近のOPPO系列が良くアピールする防水性能の高さも声高らかに宣伝しており、IP69相当の防水防塵性能を備えるとのこと。2mほどの真水に浸けて放置するIP68よりも過酷な、高温高圧なスチームジェットを全方位から浴びせる試験を通過していることを意味します。またディスプレイも「超強力クリスタルアーマーガラス」の採用をアピールし、1.5mからの落下にも耐えられるとしています。
ソフトウェア面では、Android 15をベースにしたRealme UI 6.0をプリインストールし、Wi-Fi 7やBluetooth 5.4に対応。iPhoneのノッチの「Dynamic Island」を丸パクリした機能にも対応するようです。
本体色は、ホワイト、ブルー、ブラックの3色展開です。ホワイトは「宇宙船のデザイン」を標榜しながら、かなり控えめな装飾で好印象。
本日よりrealmeの中国向けストアにて予約受け付けを開始し、12月16日より出荷を開始するとのこと。価格は最も廉価な12/256GBモデルが2199元で4万6000円ほど、最上位の16GB/1TBモデルが3299元で6万9000円ほどとなっています。
OS | realme UI 6.0 (Android 15ベース) |
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SoC | Dimensity 9300+ |
メモリ | 12GB/16GB |
容量 | 256GB/512GB/1TB |
画面 | 有機EL 6.78型 2780×1264 1~120Hzリフレッシュレート |
カメラ | 5000万画素メイン+800万画素超広角 |
インカメラ | 1600万画素 |
電池 | 7000mAh 80W有線充電 |
寸法 | 76.39×162.55×8.56mm、213g |
5G | n1/3/5/8/20/28A/38/40/41/66/77/78 |
LTE | Bands 1/3/4/5/8/18/19/20/26/28A/66 |
3G | Bands 1/4/5/6/8/19 |
その他 | IP69防水、生体認証(指紋)、Wi-Fi 7対応、Bluetooth 5.4対応 |