アップルがまもなく発表するとみられるiPhone 17シリーズに関して、電池容量が全て明らかとなりました。
これは、全モデルのバッテリー容量とみられる情報が中国の規制当局のデータベース上で発見されたというXのShrimpAppleProの投稿をもとに、MacRumorsが伝えたもの。
データベースによると、意外な事実も判明します。
まず、SIMカードトレイは内部スペースを占有するため、これを搭載するモデルはeSIM専用モデルと比較して、バッテリー容量がわずかに少なくなる可能性があるようです。
モデル | SIMカードトレイ搭載 | eSIM専用 | 前年比(最大) |
---|---|---|---|
iPhone 17 | 3692mAh | – | +3.7% |
iPhone 17 Air | 3036mAh | 3149mAh | — |
iPhone 17 Pro | 3988mAh | 4252mAh | +18.7% |
iPhone 17 Pro Max | 4823mAh | 5088mAh | +8.6% |
iPhone 17 Air、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Maxは、販売される国によって物理的なSIMカードトレイを搭載するモデルと、搭載しないeSIM専用モデルが用意されるようですが、eSIMしか使わないという人は、eSIM版が有力な選択肢となりそうですね。
比較対象として、現行のiPhone 16シリーズのバッテリー容量は以下の通りです。
モデル | バッテリー容量 |
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iPhone 16 | 3561mAh |
iPhone 16 Plus | 4674mAh |
iPhone 16 Pro | 3582mAh |
iPhone 16 Pro Max | 4685mAh |
今回の情報からは読み取れるのは、まず、iPhone 17 ProはiPhone 16 Proからバッテリー容量が約19%も増加し、電池持ちの大幅な向上が期待されるという点。
また、iPhone 17 Pro MaxはiPhone史上初めて5000mAhの大台を超える5088mAhのバッテリーを搭載する可能性があります。一方で、超薄型デザインが噂されるiPhone 17 Airのバッテリー容量は約3000mAhと、他のモデルに比べて控えめな数値になっています。
アップルはiPhone 14シリーズ以降、米国で販売するモデルからSIMカードトレイを廃止しましたが、他の国では依然として搭載され続けています。今年は米国以外の複数の国で、eSIM版のみ販売の国が増えるという噂もあります。ただ地域の規制などもあるため、全ての国で物理SIM版が廃止されるわけではないものと思われます。