本日発売なのがNTT docomoの板チョコ風スマホ「Q-pot. Phone SH-04D」だ。まさにバレンタインにふさわしいスマートフォンだ。
しかし、つい最近筆者が使い始めたのはQpodではない。実は最近後継機が出たばかりのあの機種だ。
iidaのINFOBAR A01 チョコピンクである。デザインケータイと言えばiida。G9→G11→A01と買い続けており、見事にiida大好き人間だ。しかし、なぜ今さら?と思う読者も多いことだろう。
C01は、個人的にはauのコンセプトモデルであるinfo.barの思想を体現しているとは思えなかった。
info.barは表がケータイ、裏がタッチパネルでPDAという形状をしている。
C01の場合、ケータイのダイヤルキーやハードキーで操作ができるわけではない。あくまでも一部の動作のショートカットにダイヤルキーが使える程度であり、基本となる文字入力ですらタッチパネル上の仮想ボタンとダイヤルキーを行き来しておこなわなければならない。とても合理的とは言えない。フリックやテンキーは指を動かすことを最小限にして、最小の労力でボタンを打ち込めるのがメリットだと感じているが、C01は必要以上に指を動かす必要がある。操作性が、デザインの犠牲になりすぎていると感じている。
一方、A01は操作をタッチパネルで殆どを完結できる。頻繁に利用するMENU HOME BACKキーも物理キーであるため非常に押しやすい。文字入力も画面だけでフリックで完結できる。ケータイとPDAの融合。コンセプトモデルにあった思想を踏まえれば、それを忠実に再現しているのは、INFOBAR A01ではないかと思っている。
たしかに電話をかける用途が主であればC01に軍配が上がるが、それ以外の面では、A01に同意できる部分が多いように思えた。そのため、今になってINFOBAR A01を調達した次第だ。
前置きが長くなったが、A01のチョコピンクは、非常に色合いがいい。思わず食べたくなってしまうほどだ。
SoftBankのカラーバリエーションを前面に推したフィーチャーフォンは、箱を見ているとデザインも大変良く、色覚から食欲をそそる部分がある。こうした面がチョコピンクからも感じられる。
Gmail上で連絡先を管理し、赤外線でガラケーに送信する、という用途に使っている。もしメインのISW11SCに何かあった場合にも、こちらにSIMを挿して使う予定だ。非常に頼もしい存在である。
しばらくWi-Fi運用で使っていきたいと考えている。